カジきたのプロフィール

カジきた先生とは。

初めまして、カジきた先生です。

YouTubeで見かけたけど何者?ネットで検索してたら出てきたけど誰?と興味を持っていただき、このページにきてくれたことと思います。

自分で先生と付けるのもおこがましいですが、覚えてもらいやすいので、「カジきた先生」こんな呼び名にしています。

 

実は、私は数年前までものづくりの会社に勤めていました。

現在はというと、学習塾の経営と日々の授業、そして、本WEBサイトの運営、YouTubeへの学習動画の投稿をしています。

「なぜ今、塾の経営をしているのか。」ですが、ものづくりへと携わる中で、さまざまな気づきがあり、子どもたちの学習や子育て中のお母さまに役立てられることがあると確信したからです。

  • 株式会社 シープ・ツー 代表取締役
  • 小中学生向け 個別指導学習塾 【カジきたラボ】 代表

https://kajikita-labo.jp 詳しくはこちらからどうぞ

家庭教師や学習塾での4年、航空機関係のメーカーでの5年にわたる教育および業務の改善企画の経験を生かし、学習塾を設立することを26歳の時に思い立ち、「自ら学ぶ子を育てる」学習塾を作る。

2018年2月 株式会社 シープ・ツーを設立。

同時に京都市左京区岩倉にて「カジきたラボ」を開校。

現在は、学習塾「カジきたラボ」の運営、小中学生への授業、YouTube「カジきたゼミ」「カジきたチャンネル」運営、「カジきたドットコム」への記事投稿を通して、「自ら学ぶ子」を育てています。

【成績アップの実績】

  • 公立高校第一志望校 2年連続 全員合格
  • 中学生 教科あたり20点以上アップ続出
  • 小学5年生 偏差値70達成
  • 小学校のカラーテスト学期内全て満点

【メディア掲載実績】

  • 京都新聞 2018年11月27日付 「がんばれ京の創業びと」
  • 私塾界 2020年5月号 「疾風の如く」

学生時代

私は、小学生から高校生までの間、クラスで成績は上位1/4くらい、遊ぶ友だちも何人かいて、車とパソコンが好きな、近所で自転車を乗り回している普通の子どもでした。

塾・習いごとは好きではありませんでした。

私が、学校以外の習いごとに触れたのは幼稚園のとき、スイミングスクールでした。

だいぶ小さい時の記憶ですが、明確に頭に残っていることがあります。水という恐怖の中に問答無用で入れられてただただ恐怖でした。

しかも、まだ信頼関係が出来上がっていない人にいきなり意味も分からず、指示されるのです。

今思えば大したことないのですが、それ以来習いごと嫌いが始まります。

次に習いごとに触れたのは、高校受験の時でした。

この時もできる限り通いたく無かったので、中3の冬から通いました。あまりにも最後すぎたので、テキストすらもらえずコピーされたもので授業を受けていました。

自力でも行けるのではないかと考えていた。

そもそも、なんで塾が必要なのか。

自分は、宿題や課題は最速で終わらせるタイプで、夏休みの宿題は出されたらどれだけの時間を突っ込んでも2〜3日のうちには全てを終わらせていました。小学校の頃から一貫して、自分でできることは、自分でやる。しかも、最速最短で。

しかし、大学受験の際には高2の夏から学習塾を利用しました。駅前にあるような集団授業の塾です。

理由は至って簡単で、周りの友人などもほとんど塾に通っていたからです。

しかし、塾に通っていたときの記憶はあまりなく授業の内容もあんまり記憶にありません。結局は学校で配られたチャート式や、Forestを使ってゴリゴリ自習をしていました。

自習をするにも教材は何を使えばいいのか分からなかったので、進研ゼミに入って教材はそちらものを使っていました。

たった数学と英語の週2コマだけ授業をとって、平日4時間ほど居座り続けていました。

夏期講習や合宿のようなオプションは全てスルーして受験まで過ごしましたが、結果第一志望の国公立大学に無事合格することができました。

家庭教師・塾講師時代

働く側になって分かった教育産業

人生初めてお給料をもらったのは、家庭教師というお仕事でした。

教育業を選んだのは、将来の役に立ちそうだったからです。

どのような企業に入社しても、人を教育する役割というのは回ってきます。部下や後輩ができると業務内容を受け継いでいきますよね。その時に役立つと思ったのです。

実際に入社試験のときにこのことを軸に話をしました。就職氷河期と言われる時期でしたが、大手企業も含めて5社受けたうち4社に内定が出ました。

話を戻して、家庭教師のデビューは大学1年のときです。大学に来ていた家庭教師の派遣センターのようなところに登録をして、しばらくすると本部から連絡があり家庭教師デビューしました。

しかし、初日から戸惑いに襲われました。本部は指導法や子どもとの接し方、宿題の出し方など一切のマニュアルはなく、学生に一任されていました。よく分からないまま、お金をもらって子どもたちに勉強を教えて、お金を頂く。

しかも、仲介をしている家庭教師の本部が半分以上のマージンを持っていく。(驚くほど何もしていないのに!)

本部の人は、私が家庭教師を辞める時まで顔を見たことすらありませんでした。

あらゆる方面に不誠実な気がして、1年程度で辞めました。

そして、以降は塾講師として教室で働くことになります。

この塾講師時代の経験が、学習塾『カジきたラボ』や、このブログをはじめ考え方の柱である、『自ら学ぶ子を育てる』へと繋がっていきます。

自ら学ぶ子は伸びているという事実

当時、所属していた学習塾は有名な大手で、急行列車などが停車する駅前にある教室でした。最高で130名を超える生徒を抱えており、それはもう様々な生徒が通っていました。

親に連れられて仕方なく通っている子、先生とのお話を楽しみにやってきている子、勉強への意欲が湧いていてガッツリ取り組んでいる子、部活で疲れ果てほぼ寝ている子など十人十色でした。

そんなたくさんの子どもたちを見ていると、大変興味深いことに気づきました。

子どもたちは、自ら学ぶ姿勢を身につけた途端に成績を大きく伸ばすのです。

「これをやれ!」と言われて取り組んでいる人と、「これをしよう!」と自ら取り組んでいる人では、同じコマ数授業を取っていても成績の伸びが違うのです。

老子の言葉でこのようなものがあります。『授人以魚 不如授人以漁』

今の言葉に直すと『お腹を空かせている人がいたときに、魚を与えるのではなく、釣りの仕方を教えてあげる』という意味です。

魚をあげると、その場では確かにお腹が満たされます。

しかし、釣り方を教えてあげれば一生にわたり食べていくことができます。

これからの時代、お母さんはお子さんにどちらの人間になって欲しいでしょうか。

この気付き以来わたしは、教育とは「勉強の中身だけじゃなく、その目的ややり方を教えてあげることである。」と考えるようになりました。

メーカー時代

元々、理系志望で大学に入学し、工学を学んでいた私は航空機の部品を製造するメーカーに入社しました。

まさにこの記事を読んでいただいている最中にも、私の携わった部品が世界中の空を飛んでいます。

物づくりは「カイゼン」で進化する。教育は?

入社した当初、私は「現場」に配属されました。ものづくりを行う最先端です。そこでは、日々生産性や品質を向上させるために様々な改善活動が行われています。

「カイゼン」という言葉を世界に送り出したトヨタ自動車の宿泊研修にも赴き、改善とは何かを徹底的に学び、現場に落とし込む日々を過ごしていました。この仕組みは大変素晴らしく、興味深いものでありました。

ふと塾講師時代のことを思い出した時、こんなことを思いました。

「教育では旧来の仕組みをずっと用いており、しかも変えていこうという意識も低いまま。」

「毎年違う人が場当たり的に物事に対応していく。当然記録もなければ、他の人に横展開していくこともない。」

「いくら相手が人間で、マニュアル化することが難しいとはいえ、これはただの無計画だ。」

…もしかして、カイゼンの考え方を教育業に盛り込めば、大きく変わるんじゃないか?

仕事時間の捉え方

タイムイズマネー。ものづくりの現場では1分1秒を削ることがコストの削減、品質の向上に繋がることを学びました。残業問題は多くの会社で問題として取り上げられ、社会現象にまでなっていました。

当然のように働いていた会社やその取引先では業務の改善を進め、残業時間の短縮などに取り組みました。

しかし、学校の先生や塾の講師はどうでしょうか。

過労死のニュースが世を賑わせているにもかかわらず、当たり前のように塾講師はサービス残業を行い、過労死ラインと呼ばれる月80時間以上の残業が常態化している。さらに、収入も高い業種ではない。

公立の学校の先生に至っては、法律で残業代という概念は無くなっており、事実上残業し放題となっています。

学校の先生は塾講師以上に、勉強、生活指導、部活、事務などを掛け持つため、民間の企業では考えられないほどの労働時間になっているのです。

そのため、若年層の離職率は大変高く、過労で体を壊す人も多い業界です。

 

「子どもたちへの未来を見せてあげる大切な役割を担う仕事が、こんな状態で良いのか。」

これらの教育業の現状を変えていくにはどうするべきか…。

「そうだ、自分で作ろう。」

私は入社5年を機に、教育業とものづくりの会社で学んだノウハウを生かし、子どもたちと将来の先生に憧れられる教育会社を立ち上げることを決意します。

カジきたラボを創業してから

子どもたちは、大人と違って人生経験が短いため、将来を見渡すことはできません。

大人ですら、10年後・20年後がどうなっているか分からないのに、子どもにできるでしょうか。

目的地がわからないまま進んできた子どもたち

未来のことを考えずに、こちらから指示を出して、だまってその通りやっていればいい高校や大学にいくことができる。だから、塾の言う通りにやれ!

私が塾・習いごと嫌いになったきっかけの考えかたです。このように教えられると、指示待ち人間になり、将来独り立ちしたときにものゴトの判断ができない人になってしまいます。

勉強だけを教える塾は違うんじゃないか

冒頭にも出した通り、今までの塾では知識というお腹を空かせた子どもに、魚をあげることはしますが、釣り方を教えてあげることはありません。

理由は簡単です。釣り方を学んでしまったら、塾でたくさんの授業を取ってくれなくなるからです。

しかし、私が経営しているカジきたラボでは、できる限り魚の釣り方を教えます。ですから、提案する授業時数も他塾に比べて少なくしています。

それでも成績が上がるように自学自習を習慣化させる仕組みを作り、日々ブラッシュアップしているのが、他塾にはないカジきたの強みです。短期的に見ると塾にとってマイナスかもしれませんが、お母さんやお子さんのことを第一に考えれば、必ずカジきたにとってプラスになると考えています。

1人ひとりの生徒、お母さんに寄り添い見えてきたこと。

教育業を立ち上げるとなって、私は学習塾「カジきたラボ」を2018年2月に設立しました。

ものづくりで培った知識を使って、できる限りの効率化を進めようと考えました。しかし、そこには落とし穴があったのです。

巷では、学習塾の低価格競争が進み、家賃・光熱費・人件費を考えると明らかに不自然な低価格設定の教室ができていました。

その結果、学生アルバイトにろくな研修もないまま授業をさせたり、タブレットで映像授業を垂れ流すことを授業と謳ったり、社員1人でサービス残業が常態化したワンオペ業務をしたりしていました。

こうなってはダメだ。

カジきたラボは地域最安値は目指さない。しかし、お母さま・お子さんに提供できる価値は地域No.1の教室を作ろうと心に誓いました。

値段でNo.1を目指すのではない。学びに対する付加価値でNo.1を目指す。

「自ら学ぶ子を育てる」

これに勝る付加価値はないと確信しました。

その考えで生まれたのが、

秋田県式ノートから生まれた「カジきたノートメソッド」です。

秋田県式ノート法の取り組み方やメリットを学び、試し2019年にはカジきたオリジナルノートも作成しました。

現在では、カジきたラボに通っている生徒全員がオリジナルノートを使った授業と家庭学習で、第一志望校の合格や、定期テストの点数アップ、通知表の内申アップを達成してくれています。

そして、このカジきたドットコムも「自ら学ぶ子を育てる」そんな未来に近づく手助けができるメディアになれるよう日々「カイゼン」をしています。

現在のカジきたのサービスまとめ

学習塾「カジきたラボ」

https://kajikita-labo.jp  【カジきたラボ公式サイト】

 

YouTubeチャンネル「カジきたゼミ」

https://www.youtube.com/channel/UCHoo8lxV5_BiaouH3nUA5QQ

 

YouTubeチャンネル「カジきたチャンネル」

https://www.youtube.com/channel/UCMsSb2y_vrPmVD1SLHmGFcA

 

カジきたドットコム

https://kajikita-labo.com 【このサイトです!】

 

これからのこと

第一に、これからもカジきたラボは京都市左京区岩倉という地に根差して、地域の子どもたちの成績アップに貢献していきます。

加えて、YouTubeとこのカジきたドットコムをWebの拠点としてたくさんの情報を発信し、自ら学ぶ子を育てるお母さま、お父さま、そして小中学生の力になれるようにしていきます。

日々進化していくカジきたをチェックしていただけると嬉しいです。