モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育という言葉を聞いたことのある人は多いと思いますが、
具体的にはどんな教育なの?
と疑問に思っているお母さまも多いのではないでしょうか。
今回の記事ではその疑問について詳しく答えていきます。
モンテッソーリ教育は今から100年以上前にイタリアで、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリにより考案された教育法です。マリア・モンテッソーリはローマ大学最初の女性医学博士でもありました。
モンテッソーリ教育法の屋台骨は、
「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」があり、その力が発揮されるためには発達にもあった環境(物的環境・人的環境)が必要である。
という考え方にあります。
モンテッソーリ教育を受けていた著名人
モンテッソーリ教育は、世界で活躍する著名人も受けていたことにより広く広まりました。
最近では、棋士の藤井聡太さんが受けていたことで一躍有名になりましたが、みなさんの利用しているAmazonやGoogleといったサービスの創始者もみなモンテッソーリ教育を受けていたというのですから驚きです。
モンテッソーリで学ぶメリット
モンテッソーリ教育で得られるメリットはたくさんありますが、その代表的なものとして、
- 自主自律を促す
- 個性を伸ばせる
- 集中力がつく
- 学ぶことを楽しめるようになる
というものがあります。
これらの能力は、幼児教育を受けているときだけではなく、小学生、中学生、高校生と成長したあと、大人になってもなお生かされる力ばかりです。
モンテッソーリ教育を受けられる場所
それでは、どのような場所でモンテッソーリ教育は受けられるのでしょうか。
今回は日本で幼児教育を受けるメインの年齢層0〜6歳児(年長)についてまとめています。
- 幼稚園
- 保育園
- インターナショナルスクール
- 幼児教室
のいずれかで受けることが主流となっています。モンテッソーリ教育を取り入れている場所は、ホームページなどでもモンテッソーリの言葉とともに紹介されていることがほとんどです。
そういった教室では、人的環境と物理的環境を整えるために園内の設備に様々な工夫や、先生方にはモンテッソーリ教育の知識をつけておられます。
モンテッソーリ教育の内容
では、モンテッソーリ教育法とは具体的にどのようなことをするのでしょうか。
大まかに、3歳を境に教育内容が変わります。子どもの発達段階に合わせて教育の中身を変えているので、かならずしも3歳0ヶ月で切り替えるということではなく、お子さんに合わせて多少の前後があってもOKです。
それぞれの内容について、どのようなことをするのかというと、小学生以上の学習とはだいぶ様子が異なります。
問題集を使って解くというよりは、指先を使ってシールを貼ったり、積み木を並べたりして数量や図形に対する感覚をつけていきます。
特に文化教育については、地理や生物、物理、歴史とありますが、参考書を使って勉強するのではなく、はっぱの形を見比べるような視覚的な学びが多いと言えるでしょう。
家庭でもできるモンテッソーリ教育
教室に通ったり、モンテッソーリを取り入れている園に入園するのはハードルが高くて難しい…。そもそも、通える範囲にない…。
そんなには家庭でモンテッソーリ教育の考え方を取り入れることもできます。家庭でできるモンテッソーリ教育については別記事で特集しているので、ぜひご覧ください。
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