プレテストやオープン模試をご存知でしょうか。呼び方は学校によって異なりますが、塾や模試会社ではなく、志望校側が開催しているテストです。
中学受験を検討されている方の中には、
模擬試験をたくさん受けているからプレテストはいいかな?
その学校を受験するかどうか決まっていないから、受けなくていいかなぁ?
と思われているかもしれません。
プレテストやオープン模試でしか分からないことや体感できないこと、実は受けた人だけが受けられるメリットもあります。
今回は、【知らないと大損】中学受験でプレテストやオープン模試を受ける必要性を特集します。
プレテストやオープン模試でしか分からないことやメリットがあるって本当?
オープン模試の申し込み時間が近づいてきているから、早く知りたいなぁ
それでは、今回も学んでいきましょう!
塾が塾外のお子さんも受験可能にしている「オープンテスト」「オープン模試」もありますが、今回のお話では取り扱っていません。
動画でも解説しているので、より詳しく知りたい人はYouTubeからチェック❗️
プレテスト(オープン模試)の特徴
オープン模試やプレテストと、中学受験向けの模擬試験の違いをご存知でしょうか?
そう言われると、どう違うかよく知らないなぁ…。
詳しく解説していきます。
問題の傾向が全く違う
塾や模試会社が実施する模擬試験は、その地域で受験する可能性のある公立と私立のほとんど全ての学校に対して、合格可能性判定ができる様な問題構成になっています。一部、公立校向けといった縛りがある模擬試験もありますが、それでもやはり複数校へ向けた問題構成になっています。
一方で、オープン模試(プレテスト)は受験校が作成し、その学校のためだけに作成しているので、入試に出ない難易度の問題や、本番に出ない単元の問題はありません。
偏差値や合格可能性判定が変わる
プレテストやオープン模試では、偏差値や合格可能性判定も変わってきます。
その理由としては、問題が変わるからだけではなく、受験者の層も大きく異なるからです。
一般の模試は、偏差値上位層の生徒を中心にさまざまな学校を志望する子が受験します。ですので、志望する学校を受験するお子さんがあまりその模試を受験されていない場合は判定がシビアに出るようになります。
しかし、志望校を受験する生徒さんが中心となって受けるプレテスト(オープン模試)では、受験生に近い人数・偏差値帯で実施されるため、今までの偏差値や合格可能性判定とは全く異なる結果が出ることもあります。
特待制度を受けられる可能性
プレテストの結果により、特待制度が受けられる学校の存在も無視できません。
特待制度とは、プレテストで良い成績を残すことにより、
- 受験当日の点数によらず合格の確約をもらえる
- 受験当日の点数によらず特待生としての合格を確約してもらえる
といったものです。
リスクなくメリットを享受できる可能性があるので、これだけでもプレテストを受験する理由となるでしょう。
第一志望校であれば、絶対に受験していきたいですね
本番さながらの演習となる
普段の模試では、模試会社の人が会場となる学校などのスペースで、模試の様式にしたがって進められます。
しかし、プレテストやオープン模試では実際の先生が受験校で、受験校の入試に合わせた問題で実施します。
このシチュエーションは通常であれば、受験当日しかないものです。にも関わらず、前もって体験できるのであればやっておくに越したことはありません。
受験は緊張が原因となり、パフォーマンスを落とすことがあります。しかし、一度経験した試験であれば緊張が大幅に緩和され、実力に近いパフォーマンスを発揮できるようになるのです。
なおさら、第一志望校であれば受験しておきたいですね!
第一志望以外でも力試しや演習として受ける
プレテストは第一志望校以外受けてはいけないというものではありません。
むしろ、併願校やそれ以外の学校でも受験してよいのです。併願校であれば、特待制度を受けることにより、万が一の保険を早く勝ち取ることができます。
また、受験をする予定がなくとも、受験の形式や問題の傾向が似ていれば、演習としての受験も十分効果を発揮するでしょう。
まとめ
中学受験のプレテスト・オープン模試のメリットを理解してもらえたでしょうか。デメリットがほとんど無いこれらのテストを受けようか悩んでいる方は、受験してみてください。
悪い結果が出たから本番が不利になることも、もちろんありません。
まずは、志望校がプレテストやオープン模試を実施しているかどうかから調べていきましょう!
迷うことなくプレテストに申し込み!
10月上旬から募集が始まる学校が多いので、予定を要チェック!
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