【家庭学習】小学生の勉強時間を伸ばす方法【何時間?】

小学生って1日どれくらい勉強すればいいの❓

そもそも、家での自主学習なんてする必要があるのかな❓

この記事では、家での勉強時間をどれくらいにすればいいのか分からない人、伸ばしていきたいけど伸ばし方が分からない人にオススメの記事となっています

イラスト:高瀬志帆, 編集:日経DUAL, その他:原作・小林延江
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この記事で紹介する方法は実際の塾の授業を通して、実際に成果の出たやり方です‼️

勉強時間を伸ばしたいけど今まで失敗してきた…😥

無理な勉強計画を立てて失敗してきた人も多いから見直してみよう‼️

カジきたドットコムは、カジきたラボに通ってくれているご家族はもちろん、「全国の子育て世代のお母さま」の力になれることを願い発信しているメディアです。

この記事を書いているのは?

カジきた先生

京都で小中学生向けの超少人数学習塾「カジきたラボ」幼児教育「カジきっず」を創業した現役講師であり経営者。1児の父でもあり、教育現場と子育ての両面から自ら学ぶ子を育てる教育を追求している。

小中学生へ向けた授業動画やお母さんへ向けたお役立ち動画をアップしたYouTubeは動画数1000本以上、毎月2万回以上の再生回数を超える。

カジきたです
YouTubeでも情報発信をしています

それでは、今回も学んでいきましょう!

目次

家庭学習をはじめる前に

学校や塾では勉強できるのに、家になった途端勉強に取り組む気力がなくなるよぉ…。

家で勉強できないのは、『やる気がないからだ‼️』『怠け者だからだ‼️』なんて思ってはいませんか❓😰

それは、家庭に学習する環境がないから、学習に取り組みやすい仕組みがないからかもしれません。

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家庭学習への近道は習慣化の方法を知ることです。

新たに習慣を作ることは大人でも難しいこと。さらに、苦手な勉強を習慣化するとなるとその難易度は大幅にアップします。

じゃあ、勉強を習慣化するのってとても苦しいんじゃないかぁ💦

いつも気が付きゃベッドにゴロンなんてことも…

では、どうすれば習慣化しやすいのでしょうか❓

習慣化の近道は、今ある別の習慣にくっつける

習慣化できない‼️とは言っても、まったくの習慣を持っていない人はいないはずです。

  • 朝起きる、夜寝る
  • 学校にいく、学校から帰る
  • 歯磨き、お風呂

これらは立派な習慣です。習慣的にやっていない人の方が少ないくらいのものばかりです。

この習慣に学習を引っ付けてやってしまおうというのが、今回の作戦です。

集中力がない子こそ、リビング学習

家庭学習をするにあたって大切な要素が『場所』です。

大きくは自分の部屋か、リビングのどちらかになるでしょう。

勉強を集中して行う、学習時間を伸ばしたいのであればリビングの方がオススメです。

勉強の初心者は集中力が下がり、関係ないことをやってしまいがちです。自分の部屋だとブレーキがかからずに、気がつけば勉強をやっていないなんてことも。

しかし、リビングであれば家族からの視線もあるため、緊張感が高まり集中できる時間が伸びやすいのです。

塾に通っていて、自習室が使える場合は利用するのも良いでしょう。

勉強へのハードルをとことん下げる

リビングで暇なとき、ついリモコンに手を伸ばしてテレビをつけてしまうことはありませんか❓

無意識に目の前にあるスマホを手に取り、並んでいるSNSのアプリをタップすることはありませんか?

これらの共通点は取り組み始めるまでのハードルがとことん低い点にあります。

勉強にも同じことを利用してあげると取り組みがもっとお手軽になり、習慣化ができるのです。

まずは、自分の部屋ではなくリビングで取り組むためにすぐに使える筆記用具一式をリビングの勉強に使う椅子から手が届く位置に置きましょう。

家庭学習用のテキストがある人は、そのテキストも並べて置いておくと良いでしょう。

やる気は大切だが、やりすぎもダメ

お子さんがやる気を出して勉強するのは良いことですが、初めからやりすぎるのはいいとは言えません。

その理由は、挫折しやすいことただ一つです。

運動と勉強は共通点が多いのですが、

ランニングで1日100kmを1回だけ走った時と、20日に分けて毎日5km走った時ではどちらが力が付きやすいと思いますか❓

ほぼ、全員が20日5kmを選ぶでしょう。

逆に1日100kmなんて走ったら、怪我をして体力が下がってしまうこともあるでしょう。

やる気の出し過ぎもいけないんだね…

勉強は『継続は力なり』が強く働く分野だよ🙂

親は口出しのしすぎに注意

お母さまは、勉強中のお子さんに口出しをすることはありますか❓

間違っている問題を見つけたら、すぐに言ってあげているわ😝

なんて答えが出てくるようでは要注意です。

せっかくやる気を出して取り組んでから最中に、指摘されたように『お子さん』が感じてしまうと、勉強を辞めてしまいがちです。

やっているとこに頻繁に口出しされるのが好きな人なんていませんよね😌

親は細かいことに口出しせずに見守ってあげる練習をしましょう。

細かな間違いはお子さん自身が解答や解説を見て気付けるように、『間違いの気づき方』といった大きなことをたまに助言してあげると良いでしょう🙂

言いたいことがあっても、ちょっと我慢してほしいなぁ

子どもたちが自分で勉強できるようになる方法を教えてあげましょう

勉強時間を伸ばすポイント

勉強時間を伸ばしたいとお子さん自身が思っていない場合、勉強時間を伸ばしていくことを初めに約束しておきましょう。

初めは勉強の習慣化だけをゴールに、次に伸ばしていくことをゴールに、その後に塾に通うことをゴールにと小出しにすることはお勧めできません。

なぜなら、後出しで条件が追加されたように感じてお母さまに対する不信感が高まったり、勉強に対するモチベーションが下がったりすることが多いからです。

あとは挫折をしないように伸ばすときも無理なく緩やかに。

毎日1時間伸ばして4日後には4時間勉強する‼️なんてことは、目標達成から遠ざかる悪手です。

子どもの意見を尊重しつつ、すり合わせを。

学習時間を伸ばしていく上で大切ことは、お子さんの意見を尊重してあげることです。

私が今まで見てきた中で、親が100%決めてうまく行った例は見たことがありません。

※受験までに絞った場合は上手く行った例を見たことがありますが、入学後に成績は急下降しています😓

とはいっても、お子さんが一発で理想的な時間を言ってくれることは稀ですので、親子で話し合いすり合わせをしていきましょう。

勉強こそ、話し合いが大切だね❗️

家庭学習の目標時間

家で勉強する時間はどれくらいがいいのか。

1つの目安は家庭学習の目標は「平日 学年×10分(非受験生)」です。

1年生だと毎日10分。たった10分⁉️と思われるのですが、勉強をしないことに比べると雲泥の差です。

冒頭にも書きましたが、勉強は「継続は力なり」の世界です。毎日10分が積み上がると、いずれ大きな差となります。

もちろん、毎日20分や30分の勉強でも余裕❗️というお子さんを無理に10分でやめさせる必要はありません。

中学受験を検討する場合は、その2〜4倍以上の学習時間を確保していきましょう。

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まとめ

小学生の学習時間を伸ばしていく上で大切なこと、毎日どれくらい勉強すれば良いか分かってもらえたでしょうか?

小学生の家庭学習時間を伸ばしていくには、

  • 短い時間から毎日学習を習慣化していくこと
  • 今ある習慣に家庭学習を引っ付けること
  • いきなり長時間の勉強に取り組まないこと
  • 最終的な家庭学習の時間を最初に話し合っておくこと

学習時間の目安は、

  • 非受験生で学年×10分(平日) 休日は2倍
  • 受験生は2~4倍

以上を徹底して家庭学習の習慣化で、成績アップを目指していきましょう❗️

 

コツコツと勉強時間を伸ばしていくね❗️

僕は親子で勉強時間について話し合ってみる❗️

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