新型コロナウイルスの蔓延拡大を受けて、繰り返し日本各地で緊急事態宣言が再発令されています。
休みや休校期間が延長されて、感染を防ぐためには安心!
という一方、
休みが伸びたら、うちの子勉強しないのよね〜!
受験生なのにどうしよう❗️
というご相談も急増しています。
そこで今回は緊急事態が再発令されたときに、やっておきたい勉強について特集します。
休みが伸びたってことは、学校の勉強が遅れちゃうってこと?
確かに学校の学習が遅れてしまうという側面もありますが、受験生の場合は学校でやる学習と同じくらい、入試対策の学習が大切になります。
ですので、自分に必要な学習時間を確保しなければいけません。
普通だと、放課後しか取れませんが、今回ばかりは不幸中ではありますが終日確保することができます。
夏休みの延長は自分にぴったりの勉強を1日中できる期間とも考えられるね❗️
それでは、今回も学んでいきましょう!
休みになったら何をすべきか
お休みが急に増えたなら、まずは何をするか計画しましょう。
計画を立てないと、時間だけあっても結局勉強しないのが関の山。何もやっていないなぁという感覚だけ残して、終わってしまうことが考えられます。
まずは何をやるのか計画する必要があるってことね❗️
入試対策の遅れを取り戻す
予定していなかたお休みにまずやりたいことは、入試対策の遅れを取り戻すことです。
すでに入試対策の計画を立てたひとも多いと思いますが、どれほどの人が実践できたでしょうか?
もし、残っているのなら挽回できるチャンスです。
時間のかかる単元に取り組む
せっかく1日丸ごと勉強できる時間が確保できたなら、一問当たりの取り組み時間が長く掛かるものに取り組むのも良いでしょう。
教科で言えば数学や国語、英語がおすすめです。中学受験・高校受験・大学受験で取り組むべきことはそれぞれ異なりますが、簡単に言えば理解まで1問に30分以上かかるようであれば優先してこの期間に取り組みましょう。
- 中学受験なら算数の図形問題、算国の入試過去問レベル問題
- 高校受験なら数学の図形問題や証明問題、国語・英語の長文、数英国の入試過去問レベル問題
逆にこのタイミングで取り組まなくても良い問題は、
- 単語の暗記
- 一行問題
- 一問当たり5分を切る問題
が挙げられます。
普通の休みとの違い
とは言っても、通常のお休みとは勝手が異なるポイントがあります。
しっかりと押さえておきましょう。
塾の力を使うことが難しい
通常、夏休みを例に挙げると塾では「夏期講習」が開催され、自分で勉強をすることが苦手な人も勉強をしやすくなっています。
しかし、緊急事態宣言や学校の休校延長に伴う休みには講習会が実施されない場合が多いです。考えてみれば当然なのですが、感染拡大に伴う措置ですので、それに便乗したような講習会は企業イメージの低下を伴うため実施されないのです。
じゃあ、塾は一切頼れないってこと?!
塾の自習室や授業は利用できないかもしれませんが、家で何を学習すればいいかを確認することはできます。
コロナ禍初期とは異なり、完全に授業が行われないような事態は起こりにくくなっていますので、通常授業は実施されるでしょう。
もしくは、オンライン授業となるので、家での学習は何をすれば良いのかを聞いておくと家庭学習も有意義なものに変えることができるでしょう。
家以外の場所で学習することが難しい
家で学習が難しい人にとって力強い味方がファミリーレストランやカフェでの学習です。
コロナ禍になる前のカフェやファミレスでは多くのお店で勉強する学生の姿を見ることができました。
しかし、コロナ禍では席数が半減されたり営業時間が短縮になったり、場合によっては休業しています。
感染リスクを考えてみても、カフェでの学習は控えることが得策でしょう。
まとめ
緊急事態宣言の再発令における休校や時短を「自分に最適な勉強ができる時間」と捉えることで、成績アップに繋げられることを分かって頂けたでしょうか。
周りの環境に左右されず、自分がやらなくてはいけない勉強に取り組めるようにしていきましょう。
休校の延長も味方につけて受験対策を進めていこうね❗️
ニュースでは不安なことを繰り返し報道していますが、平常心を保って受験対策を続けていきましょう❗️
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