この春から晴れて中学生!
そんなご家庭に訪れる問題が部活動と習いごとの時間のやり繰りです。
以前から通っている塾へは引き続き通い続けようと思ったけど、予想以上に部活が大変みたい…。
特に運動部は平日はすべて、場合によっては土日のどちらかも練習がある週6日なんてことも…。
実際に、中学生になっても続けるつもりではいたけど、「部活に入って忙しいので辞めたい。」「部活で疲れ果てているのでコマを減らしたい」という相談を受けることは珍しくありません。
特に部活が始まってからゴールデンウィークの間はご相談ラッシュになることも💦
今回は、部活で忙しくなる新中1生におすすめの習い事の続け方を特集します。
運動部に入ったから、習い事はやめないといけないのかなぁ?
実は習いごとを工夫すれば、塾やおけいこを続けながら部活もできるよ!
諦めることの少ない中学生活になったらいいなぁ
それでは、今回も学んでいきましょう!
全ての習い事と部活を両立する方法
習いごとと部活動を両立するためには、どちらかを基準に放課後の時間設計をしてあげなくてはいけません。
では、どちらを基準に考えれば良いのでしょうか?
部活動は入った学校によってどれくらい忙しいのかが決まってしまいます。
陸上をしたいのなら、陸上部に入ると決めた段階でどの曜日に部活動に行くとか、何時から何時まで部活動にいくかが決まってしまいます。
原則、選択肢は持てません。
(例えば陸上部だけで曜日や時間違いのものが、2つや3つあるということはないですよね)
ということは、習いごとの方で時間調整をする必要があるのです。
習いごとを夜遅い時間帯にずらすか、部活のない曜日(多くの場合日曜日)に変更しましょう。
全ての習い事と部活が両立可能ではない
習いごとと部活動は時間のやりくりが上手であれば、必ず両立できるかというとそうとは限りません。
組み合わせによっては絶対に両立できないこともあるので、その場合はどちらかを選択することになります。
進学塾の場合
中学生向けの進学塾はスタートの時刻が遅く設定されていることもあるので、無理なく通うことができるでしょう。
個別指導の場合も20時以降に開始するような授業も設定されているので、授業時間の変更さえ伝えておけば問題なく受けることができるでしょう。
ですが、強豪校の部活動などは夜7時過ぎまで練習があり、塾の授業に間に合わないということもあります。
こういった場合は塾を諦めて自学自習や通信教育で成績を確保しなければなりません。
部活動を一生懸命にすることが、勉強をしなくてもよい理由になることはありません。
遅い時間帯や、土日にレッスンをしていない習いごとの場合はどうすれば良いでしょうか?
その他のおけいこ
学習塾は中学生や、さらに年上の高校生へ向けて授業時間を設定していることが多いので、なんとかなることが多いです。集団授業を実施している学習塾では、小学生が比較的早い時間帯に、中学生や高校生は部活が終わってからの時間帯ですので通い続けることができるでしょう。
しかし、個人のご家庭でされているピアノ教室や習字教室などは小学生メインで授業をしている所もあり、夜の授業が設定されていないことも珍しくありません。
さらに、土日に授業をしていることも少ないので両立が困難になります。
この場合は小さい時から続けてきた習い事を継続するか、部活動へスイッチするかを選択することになります。
時間だけでなく、体力的な両立もできるかチェック!
時間的なやりくりはできればまずは1つ目のハードルをクリアです。
その次には、体力や集中力が持つのかをチェックしましょう。
先にも書きましたが、学習塾であれば
- 家と塾が遠い場合
- 学校と家が遠い場合
一旦家に帰らずに直接塾に行けるのであれば中1からはその選択肢も視野に入れましょう。
晩御飯については学校で食べるお昼のお弁当と、晩御飯代りの塾弁当の2台体制をしているご家庭も珍しくありません。
ただし、塾弁当は作ってから12時間程度あとに食べることになるため、夏などは痛みやすく注意が必要です。
保冷バッグに入れるか、場合によってはコンビニご飯も検討しましょう。
振替可能かも聞いておこう
大会や合宿がある場合は振替に対応してもらえるかも要チェックです。
部活動は大会に出場したり、長期休みに合宿がある場合など年に数回は予定通りに部活に参加できないことがあります。
個別指導やお稽古であれば別日に授業が行えるか、集団塾なら動画授業など代替手段が用意されているかを先生に聞いてみましょう。
文化系の部活なら
今までお伝えしている内容は主に運動部の場合です。
もし、文化部に入ることを検討していれば今までの習いごとと両立することができるかもしれません。
週2,3日くらいの活動日で設定されている部活動なら無理もありません。
吹奏楽部など文化部でも忙しい部活があるので、文化部ならなんでも安心ではないので要注意。
同じ中学校に通っている知り合いがいれば聞いてみよう
上に書いたことはあくまでも一般論であるので、地域や学校によっても差があります。
特に部活動は学校によって活動の頻度や、練習時間の長さが異なるため同じ学校に通っている知り合いがいれば聞いてみることがオススメです。
顧問の先生の性格や、大会の実績など中にいる生徒じゃないと分からないことも知れますよ😃
まとめ
今回お伝えしたいことは、部活動と習いごとの両立には十分な下調べと、時間の管理能力が必要だということです。
場当たり的な予定の立て方をしていると、どこかでやりくりができなくなることがあります。
ただでさえ生活の変化があって、心身ともに疲れるので中学生活についてはこまめに親子で話し合っておきましょう。
運動部でも、習い事を全て辞めるということはしなくていいんだね!
幼馴染のお友達が同じ中学校に通っているから聞いてみよう!
文化部なら今まで通りに習いごとを続けられそうだし悩むなぁ…。
今習っているおけいこの先生に振り替えができるか、遅い時間にレッスンをやっているかをもう一回聞いておこっと!
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