【男子高】男子校を選ぶ理由

志望校探しをしていると、男子高がいくつか見つかったけど、女の子がいない環境っていいのかしら?

お子さんの志望校選びをしていると、共学校のほかに男子高の存在が気になることが出てきます。

お母さん・お父さんが女子高や男子高の出身であった場合には、どんなメリットがあるのか、またデメリットがあるのかイメージしやすいですが、両親ともに共学出身だとそうはいきません。

実際に、塾への進路相談でも「男子高」にするか迷うという相談を受けることは珍しくありません。

今回は、男子高のメリット・デメリットについて特集していきます。

男の子ばっかりの学校だと、高校生活も楽しそう!

共学の学校とそんなに違うのかな?

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それでは、今回も学んでいきましょう!今回学ぶ内容はこちら。

目次

友だちを作りやすい

男の子だけの学校では友達づくりがスムーズです。

どうして、同性だけだと友だちができやすいのかと言うと、単純にクラスの人数が倍になるから。

男女の友情も成り立つとは思いますが、よく話したり、遊んだりする友人は同性で出来上がるものです。1クラス30人で、共学なら同性は15名。その中から仲の良い友人を作ります。それに対して、男子高ならば1クラス全員30名が同性です。

人数が多い分だけ、自分と相性の合う友人ができる確率は上がります。

また、異性の目を気にすることがないので、ディープな趣味の話も遠慮なくすることができます。

すると、共通の趣味を持った友人も見つかりやすいので余計と仲良しの友人が出来やすいのです。

サッカーや野球をバリバリやるような男の子であれば、共学でも男子校でも友達を作ることは容易いです。どちらかというと、静かなタイプの子こそ男子校で友だちを作りやすいのです。

文化系の部活動がのびのび出来る

男子校の特徴として、文化系の部活動をのびのびとできるということも挙げられます。

共学だと、人数の集まりにくい活動も男子高なら部員を確保できるので珍しい部活動を目にすることもあります。

共学の学校では部活動は運動部が花形となりやすいのですが、男子校では文化系の部活動もかなり本気で、種類も多いです。

男子高で人気な文化系部活動は

  • 科学部
  • コンピュータ部
  • 鉄道研究会

などがあります。

本気なだけではなく、異性からの目を気にすることもないので、かなりのびのびと取り組むことができるという特徴も嬉しいポイントです。

勉学に集中できる

男子高は勉強に集中しやすく、成績を上げるのにも向いています。

簡単にいうと、異性を気にしないため勉強に集中できるということなのですが、それ以外にも同性で固まっていると勉強しやすくなるのです。

人は様々な欲求を持って生きています。

人の心理を説明する際に有名な「マズローの承認欲求」というものがあります。

心理学者のベイフラハム・マズローが「人間が自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と仮定し人間の欲求を5段階に理論化したもの。

簡単にいうと、下の図において下層にあるものが満足されていないと、上位の欲求が満たされないというものです。

一番下の生理的な欲求は生きていくために最低限必要なことです。食事・睡眠・排泄などがあります。その上にある安全の欲求はご飯が食べられないと達成されません。

実際に野生動物では、お腹が減って生命の維持が難しくなると、危険を犯して獲物を仕留めにいかなければいけません。

勉強は、生理的欲求や安全の欲求、社会的欲求、承認欲求の上、最高位に属する自己実現の欲求が満たされたときに「やりたい!」という原動力のもと取り組めるようになります。

食事を全く取ることができない状況で、「勉強をしなさい!」と言っても無理ですよね。

同じ理由で徹夜でゲームをしているせいで、昼間ウトウトしているお子さんに「目を覚まして勉強しろ!」ということも不可能です。

自分が下に見られないという安全の欲求、友だちができやすいという社会的欲求、同じ学校の生徒同士で部活動ん取り組み褒め称えあうという承認の欲求が男子高では満たされやすいのです。

男子高のデメリット

男子高のデメリットはなんといっても、コミュニケーションが偏ってしまうことがあげられます。

特に男兄弟しかいない場合は顕著です。日常生活で接する女性がお母さんのみとなり、大学生になったとき、社会に出た時に女性への配慮をした話し方ができずに、ちょっと困ってしまいます。

男兄弟で、コミュニケーション能力をつけて欲しいという場合は、共学校を選ぶというご家庭も多いようです。

まとめ

今回は男子高のメリットを中心に紹介しました。

  • 勉強に集中しやすいこと
  • 友だちを作りやすいこと
  • 文化系の部活動をのびのびできること

この3つに魅力を感じたなら、男子高への進学を検討してみてはいかがでしょうか。

また、女子高とは異なり大学の附属高は少数派になるので、大学へのエスカレーター進学を検討しているのであれば、共学を選択せざるをえないこともあります。(筑波大学附属駒場などもありますが、女子大附属高に比べると少ないです)

男子高のメリットを見ると、とっても魅力的に感じちゃうね

共学のメリットと見比べて、合った学校を探すぞ〜!

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