うちの子小学生なんだけど、じっとできる時間が本当に短くて恥ずかしいのよね…。
小学生が聞く力を身につけることが、中学受験には不可欠。特に面接がある場合はその態度が見られます。
うちの子、集中力がないなぁ…と思われる場合は是非ご覧ください。
受験をする場合はもちろんですが、それ以外の場合でも落ち着いて人の話を聞けることは大切です!
じっと座ってお話を聞ける小学生は、お出かけの時なんかにもとってもGood!
この記事を書こうと思ったきっかけ
あるお母さまからこんな相談を受けました。
うちの息子は人の話をじっと聞けないので困っています。
母親の私が話していてもすぐに動いてしまったり、他のことをしてしまいます。
とのことです。
人の話を聞けないと、学校では大丈夫なのかな、塾では大丈夫なのかな?と心配になってしまいますよね。
お子さんが人の話を聞けるようになるには、お母さんの普段の行動を意識することがとても大切です。
今日からできる具体的なアクションを3つ紹介するので、ぜひ実践してみてください。
人の話を聞く態度を見せてあげる。
簡単にいうと、お子さんがなにかを話し始めた時は、ながら聞きをするのではなく、目を見て話を聞いてあげるようにしましょうということです。
お子さんはどこで人の話を聞く方法を身につけると思いますか?
学校?塾?幼稚園?保育園? そのいずれでもありません。
一番長い時間接する人間から、人の話を聞く態度を学びます。一番長い時間接するのはもちろん親ですよね。ですから、親の話を聞く態度、それもお子さんだけでなく、お母さんの友達同士の会話や、スーパーやコンビニの店員さんへどういう接し方をしているのかもお子さんに見られています。
普段の何気ない一瞬一瞬がお子さんに人の話を聞く態度を見せているのです。
読み聞かせ・読書をする
小学校3年生までであれば、読み聞かせを、4年生を超えてくると読書をさせてあげましょう。
人の話を聞くために必要なのは集中力です。
話を聞く、あるいは見ながら集中するには読書が最適です。
しかしながら、小さいうちはわからない漢字があったり、長い文章を読むことが苦手なことがあります。そんなときには読み聞かせがオススメです。
お母さんと一緒に過ごす時間が子どもたちは大好きです。お母さんがそばに寄り添って、本を読んであげることを嫌がるお子さんはいません。
心の道具を使う
最後の手段である心の道具はかなり強力な方法です。
心理学者の方が考案した方法で、保育園児ほどの年齢のお子さんから、コミニュケーションの苦手な大人まで実際の現場で使われています。
その名も「ツールズ・オブ・マインド」という道具を使います。
これは、プロ講師も使っている『子どもがお話を聞くようになる』誰にでもすぐできる方法 でも特集しているので、詳しくはチェックしてみてください!
簡単にいうと、「耳」と「口」の書いたカードを用意して、話すときは「口」を聞くときは「耳」を見せるようにするのです。
それによって、意識的に「聞く」と「話す」を切り替えるのです。
頭の中だけで、理解できない「聞く」と「話す」の切り替えをカードを使って有意識で行うことで練習をするのです。
これは小さな子ども向けのアクションプラン?
ここまでこの記事を読んで小さなお子さん向けの記事なの?と思ったかもしれません。確かに中学生に読み聞かせをするのはあまり想像できませんもんね。
しかし、これは決して小さな子向けのアドバイスではありません。
特に1番最初に紹介した、親が聞く態度を見せることは、お子さんの年齢が関係なく通用することです。
まとめ
人は人との関わり無くしては生きていけません。
コミニュケーションとは、社会で生きていく上で極めて重要な技術です。
世の中に人と関わるのが上手な人がいます。
人関わることが得意な人は7聞いて3話すと言われています。つまり、話す力よりも聞く力の方が重要なのです。
人の話を聞く態度というのは、中学受験や学校の授業だけに効果があるわけではありません。
人とのコミニュケーションが円滑にはかれるようになるので、友達関係もよくなりますし、高校、大学、社会人となったときにより効果を発揮します。
人の話を聞くときは、相手の目を見て、ながら聞きをしないようにすることからはじめるね!
ちゃんと話を聞ける子になると、回り回ってちゃんと話を聞いてもらえる子になるよ!