今回は中学生が春休みにやっておきたい学習を3つ紹介します。特に3つ目は、受験生では大きな差がつく内容になっているので要チェックです。

それでは、今回も学んでいきましょう!

旧学年の復習
まず、取り組むべき1つ目は「旧学年の復習」です。
復習に適したタイミングというのは案外ないもので、学校の進度が止まる長期休暇の時期が最適です。
加えて、春休みは多くの学校で宿題が出ないという特徴もあり、宿題に手を取られて…。なんてこともない長期休暇なのです。

復習とはいっても範囲が膨大で、どこからやったらいいのか分からない…。
復習するといっても、1年分の問題集をやり直すには、春休みは短すぎます。根性でやれば行けなくはないでしょうが、この記事を見ていただいているということは、そこまでのやる気は出なさそう…。ということではないでしょうか。
手っ取り早く復習のポイントをおさえるなら、過去の定期テストを解き直すことです。50分の5回分なので、春休み中にも十分終えることが可能です。
間違えた問題ができるようになっているかはもちろん、1学期中間といった間の空いているテスト内容も定着したままになっているのかを確かめるために、全問通しで取り組むことが理想です。
実際に点数が上がっていれば、テスト後の振り返りと定着に成功している証拠です。
もし、下がっているようであればテスト前の暗記で乗り切って、その後忘れている証拠なので今のうちに埋め合わせしておくようにしましょう。
新学年の予習
次に取り組むべきことは「新学年の予習」です。
新学年の予習というのは、未習範囲に進むことになるので、自分で教科書やワークに書かれていることを理解できないと取り組みづらい学習です。
しかしながら、入試対策などを見据えていくと、自分で解説を読んで理解し、解き進めていく能力をつけておくに越したことはありません。
もし、解説を見ても分からなければ、塾の先生や学校が始まってから学校の先生に質問できるように付箋を貼っておきましょう。
目安は3週間分の先取り
では、先取りをどれほど進めればいいかの目安ですが、学校進度の3週間を目安にするようにしましょう。
なぜ、3週間なのかというと、テスト前3週間にテスト勉強に集中できるようにするためです。学校と同じ震度で行けば、テスト対策に充てられる期間はおよそ1週間しかありません。
しかし、たくさんの教科、広い範囲を1週間で理解し切るなんてほとんどの中学生にはできません。
ですので、テスト前3週間をテスト勉強に集中できるように先取りを3週間分とするのです。
ただし、難関校受験を考えているようであれば、最大1年間の先取りをし、2年生終わりのタイミングで中学3年生の内容を学び終え、中学3年生の間は入試対策に集中するという学校や塾もあります。
上記に紹介しているのは、あくまで学年相応の学習進度で行なっている学校を対象にしています。
その場合は、その方針で進めると良いでしょう。
毎日の学習時間を伸ばす練習
最後は、「毎日の学習時間を伸ばす練習」です。
あれっ?!いままでの2つとはちょっと違うなぁと思った人もいるかもしれません。
毎日の学習時間は、学習習慣のない人にとっては10分、15分であっても苦痛です。
しかし、高校入試に真剣に取り組むのであれば、学校のある平日でも2〜3時間するのが当たり前になってきます。
学校や部活のある時期だと、それらを言い訳にして学習習慣をつけられないことがありますが、春休み中には学校からの邪魔が少ない(もしくはない)ため、学習習慣のスタートに向いているのです。
スタートダッシュを決めるか
学習に本腰を入れていくぞ!といった瞬間から5時間も6時間も勉強を始める人がいますが、大抵この場合は息切れを起こして、三日坊主になってしまいます。
ですから、初めは少しずつ。もうちょっとやりたいなあ。という気持ちが出てくる程度からスタートし、回を重ねるにつれて時間の延長をしていきましょう。
また、勉強を習慣化するには夜よりも朝の方が向いています。
学校の始まる時間がそもそも朝なので、授業がある時の生活リズムが維持できる、朝は遊びや外出の予定がほとんどない、頭がクリアな状態で勉強できる(極端に夜型に人を除く)などメリットがもりだくさんです。
まとめ
春休みにやっておきたい勉強3選はいかがでしたでしょうか。
ぜひ、春休みをダラダラと過ごすだけではなく、有意義なものに変えるために学習習慣をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。

春休みは新学年のスタートにとってとても大切なんだね!

休み明けテストがある人はその対策も忘れずに!


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