関西の4大私立大学といえば、関関同立ですよね。
その4大学にはそれぞれ附属校が存在し、どの学校を狙おうか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
大学入試ではよく名の上がる4大学ですが、就職率の良さに着目したことはありますか?中学受験を検討されている段階で、就職の良さまでを見通して、志望校選びをする親御さんはあまりおられません。
できれば大手企業に入社できる可能性の高い大学に進学してほしいという願いをお持ちの親御さんも相当人数出会ってきましたので、今回は就職率に注目して関関同立を見ていくところからスタートします。
この記事では、就職率の良さに着目し「同志社大学」を。さらに、同志社に進める中学のうち、入りやすい中学はどこかをまとめています。
今回は、同志社大の附属校、就職に強い中高一貫校で入りやすいのはココだ!【同志社 同志社女子 同志社香里 同志社国際】を特集します。
同志社大学へ行ける中高一貫校を探しているんだけど、どこを選んでも同じなのかな❓
実は同じ同志社大学に進める中学校でも、入試のレベルは結構違うんだ!
同志社大学が就職に強いのかどうか、同志社大学へ進むことのできる中高一貫校はそれぞれどんな特徴があり、どのくらいの偏差値なのかまとめています。
やっぱり同志社大学を目指すんだから、同志社中学じゃない?
実は、どの学校にも興味深い共通点があるんだよね〜!
それでは、今回も学んでいきましょう!
大手企業 就職率で見る 同志社大学
同志社大学って、関関同立の中ではレベルが高そうだけど、就職率の観点から見るとどうなんだろう?
結論からというと、関関同立の中で、同志社大学は大手企業への就職率が一番高くなっています。
ダイアモンド社によると、主要400社(※大学通信による)への就職率は2019年現在、同志社大学が一番高く、31.6%、2位の立命館大学とは大きく差を広げていますね。
同志社の大手就職率を国公立大と比較すると?
関関同立以外の関西圏にある国公立大学を含めたランキングを見てみても、大阪大学や京都工芸繊維大学に次いで高い数値となっていることがわかります。
データをみると、同志社大学がいかに就職に強いかが分かります。
大手企業に進んで欲しい!と強く思われるご家庭は、同志社大学へ進学できる中高一貫校を選ぶのも良さそうです。
京都大学や神戸大学が低いのは以外と思うかもしれませんが、大学院へ進む人が多いことが影響して、相対的に低く出ているようです。
同志社大学に内部進学できる学校比較
それでは、同志社大学へ進みたい!しかもエスカレーターで上がれる附属校がいい!となったら附属校4校を比較してみましょう。
まずは、同志社中、同志社香里、同志社女子、同志社国際の4校を偏差値で比較してみましょう。
同志社の附属校は、
- 同志社中学
- 同志社香里
- 同志社国際
- 同志社女子
の4校です。
どの学校も共通して言えるのは、内部進学率が非常に高いことです。つまり、この中高一貫校に入れば同志社大学へ余程のことがない限り(もしくは外部で上を目指さない限り)進学できるということになります。
それでは、偏差値が1でも高い同志社中学校を選べばよいのか?
正直、偏差値が1程度違ったとしても、学校のレベルとしては大きな差にはなりません。
もちろん、入試に着目してみると、2教科受験をしたいなら同志社中学、英語圏からの帰国子女入試を受けたいのなら同志社国際といった、出題傾向や科目数に違いがあるのですが、それよりも注目して欲しいのは以下の3点です。
- 学校の雰囲気
- 学校の指導方針
- 通学時間
いずれも、通ったあとに大きく影響する項目です。なぜかを、1つずつ解説していきます。
同志社国際
まず、学校の雰囲気は基本的によく似ていますが、
国際色豊かな中高生活を送りたいのであれば、同志社国際を選ぶと良いでしょう。
同志社はその設立の由来からみても、国際色が強いですが同志社国際はワンランク上です。
文部科学省よりSGH(スーパーグローバルハイスクール)への認定も受けているため、同志社系列の中でも特に抜きん出ています。(SGHについて詳しくは別記事を作ります!)
また、立地的には京田辺となり、近鉄京都線やJR学研都市線沿線となりますので、こちらの2路線を使いやすい方におすすめできます。
最寄駅から学校までもJRで10分、近鉄で15分しかもかかります。
しかも山の上にあるため、登校時は上りとなります。あまり乗り換えが多いと通いにくいのが難点です。
同志社香里
同志社香里は唯一大阪にある学校で、大阪エリアにお住まいの方が通いやすい学校です。京阪沿線にお住まいの方や、1回の乗り換えで行ける方にとてもおすすめできます。
また、勉強の面倒見がよいという評判を効くのも同志社香里の特徴です。同志社中学や同志社国際中では、自主性を重んじるため、意志強く自分から学ぶお子さんでないと、付いていけないこともしばしば。
同志社女子も同じように面倒見が良いのですが、男の子で面倒見の比較的良い同志社系列校を目指すのであれば、同志社香里一択となります。
同志社女子中
また、各学校の中学入試の偏差値をチェックしてみると、同志社女子のみ低めに出ていることが分かります。
つまり、女の子であれば偏差値が伸び切らない場合、同志社女子中高へ進学するという手段が使えます。
よく勘違いされるのですが、同志社女子中・高の内部進学先は同志社女子大学ではありません。
上の図で見て頂いたように同志社大学への進学率が高いにも関わらず、入学試験の偏差値が手の届きやすいところにあることがポイントです。
中学受験の負担をできるだけ減らしてあげたい!でも、同志社に進んで欲しい!しかも大学入試なしで!
となれば同志社女子が一番おすすめです。
あと、女子校生活を送りたい女の子であれば、同志社女子一択ですね。
立地も同志社大学今出川キャンパスに隣接しているので、とっても駅近です。(地下鉄直結の出入り口もあります)
京都市営地下鉄や京阪・叡山電車、京都市営バスを使える方におすすめですし、1回乗り換えのJR・阪急京都線を利用できる方にも通いやすいですね。
まとめ
同志社大学へ進学できる学校のうち、同志社女子が一番レバレッジが効くことを分かってもらえたでしょうか。
男の子であれば選ぶことはできませんが、女の子であれば同志社女子を偏差値の観点から選ぶのも手です。
偏差値以外にも、通うとなれば通学時間や校風が大きく影響してくるので、お住まいの地域とも併せて検討して志望校を選びましょう!
うちの子は、偏差値がどの学校も選べそうだから、国際的な校風と通学のしやすさから、同志社国際を選ぼっと!
うちの子は中学受験のスタートが遅かったから、同志社女子が受かるように一緒に頑張っていこっと!
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