最近、家で勉強している姿を見ないような気がするなぁ…。
これって、もしかして学校の宿題が少なすぎるんじゃないの?!
家で勉強している量が少ないと、まず宿題が少ないと感じてしまう方も多いとおもいます。
だったら、学校に問い合わせて宿題を増やしてもらおう!と電話をしようとするひともいますが、
ちょっと待って!いきなり学校に電話をするのはあまりよくありません。
じゃあ、どうすれば良いのか?
今回は、学校の宿題が少ないと思ったときに親が家庭でできることを特集します。
学校からたくさんの宿題が出ていないのはなんでなの?
あなたのお子さんが優秀であればあるほど、学校の勉強量だけじゃ十分じゃないんだ
それでは、今回も学んでいきましょう!
低コストでできる問題集や参考書
学校の宿題から追加で学習を考えるときに、真っ先に思いつくのは参考書です。
本屋さんに行ってみたけど、かなりの種類があってどれを選べばいいか分からなかった…。
本屋さんに行ってまず目につくのは本棚いっぱいに埋め尽くされた参考書や問題集です。
基本的にはお子さんが気に入ったものを買ってあげるのが1番なのですが、お子さん自身もどれにすればいいか迷ってしまうことは珍しくありません。
そこで、問題集選びの簡単な方法があります。それは、
小学生の場合は、できるだけ薄くてすぐにできる問題集を選んであげることです!
薄い問題集なんて買ったらすぐにやり終わっちゃうじゃない…
そう思われるかもしれませんが、まず大切なのは勉強に対するモチベーションです。
そして、そのモチベーションの起源は1冊でも終わらせて達成感を得ることなのです。
いきなり分厚い問題集を買ってしまうと、途中で挫折する可能性が高いです。
分厚くて難しい問題集は、家庭での学習に慣れてきてからでも遅くはありません。
取っ掛かりにオススメの問題集
1.陰山メソッド 徹底反復「百ます計算」
ただの100マス計算と侮るなかれ。
100マス計算は小学校高学年であっても、計算の正確性とスピードアップはもちろんのこと、集中力アップにも効果的な学習です。
1ページ5分もあれば十分できる分量なのもとっても嬉しい。お子さんも嫌がることなく自学自習に取り組んでくれやすい内容です。
2.自由自在シリーズ(受験研究社)
学校の学習内容を極めたいなら受験研究社から発売されているこちらの問題集がオススメです。
学校の授業は真面目に聞いているけど、テストになったらちゃんと答えられない。そんな子にも最適です。
学校で習う内容が、どのようにテストの出題に結びついているのか。お子さんはそこで詰まっているのかもしれません。そこで、事前に問題集でテスト形式も問題に取り組めば、「こんなふうにテストでは答えればいいんだ!」と納得してくれるはずです。
無料でできるインターネット上の無料プリント
無料でできることもあるんだね!急いで確認しないと!
ちびむすドリル
ちびむすドリルは、有料級の教材が無料でダウンロード・印刷できるサイトです。
市販教材以上にきれいなフルカラーの教材で、1枚あたりにかかる時間も5分程度と気軽なところも嬉しいです。
勉強のペースが掴めてきた子なら、一日に数枚することも容易いので、勉強って楽しい!を実感してもらえるまでの期間もかなり早いです。
ぷりんときっず
ぷりんときっずもちびむすドリルと双璧をなす無料プリントのサイトです。ただし、ちびむすドリルが小学校高学年までの内容を扱っているのに対して、ぷりんときっずは低学年までの内容が中心です。
とある男が授業をしてみた(YouTube)
今ではYouTube上で授業をしてくれているYouTuberさんもだいぶ増えて来ました。
「とある男が授業をしてみた」というYouTubeチャンネルを運営している「葉一(はいち)」さんは先駆け的な存在で、今や中高生の中で知らない人はいないと言うほどになっています。
公式ホームページでは、動画授業で使っているプリントを無料ダウンロードできるので、合わせて使うと学習効果が高まるでしょう。
学校の教科書を使ってできないの?
教科書を持ってるんだから、それを使って復習できないの?
学校の学習が足りないからといって、ついお子さんに教科書を復習しなさい!と言ってはいませんか?
確かに、教科書を使って復習することもできますが、実は結構難しいのです。
なぜかと言うと、教科書は学校の先生の授業があって成り立つ内容になっているからです。
学校の授業をきちんと聞き取り、ノートをまとめられている、自分なりのメモを残せているお子さんであれば可能かもしれませんが、予習・復習に教科書は効率的ではありません。
さらに、教科書はひたすら解説が続いているので、どのような問題で出るかが分かりにくいのです。
それに対して問題集は、テストと同じ「問題→解答」という流れになっているので、本を読んで解釈をすることが苦手な子でもスムーズに取り掛かれるのです。
勘違いして欲しくないことは、教科書は役に立たないと言っている訳ではないということです。
授業中にきちんとメモを取ったり、線を引いたりすることで自分の理解が乗っかった教科書を作り上げれば、復習にも十分使えるようになります。
また、別の機会で学校の授業中に教科書にすべきことを特集します。
参考書や無料プリントでは足りない場合
参考書や無料プリントでも学校の成績を大きくあげることは十分可能です。
ただし、その際にはお子さんが自分から学習する姿勢や、お子さんを学習するようにもっていく・分からないことがあれば解説してあげる親御さんの協力も不可欠です。
さらに、中学受験を目指すなど平均から大幅に上を目指す場合には参考書や無料プリントだけでは不足する場合も出てきます。
参考書や無料プリントでは足りない場合は大きく3つありますので紹介します。
中学受験を目指す場合
中学受験を目指す場合は、学校の学習とは違った内容での対策が必要になります。
特に算数はその傾向が顕著で、学校で習った内容だけではどう頑張っても解くことはできません。
しかも、志望校ごとに対策すべき内容も異なっているので、中学受験向けの参考書を購入したとしても、その志望校ピッタリマッチしているかどうかは怪しいのです。
ですので、受験に対するノウハウや学習は塾や家庭教師に頼らざるを得ないとも言えます。
勉強嫌いになっている場合
既に勉強嫌いになっている場合も、参考書や無料プリントでは対処できません。
なぜなら、まず最初に勉強をしたくないという気持ちを切り替える必要があるからです。
特にご家族の意見を聞いてくれない状況になっている場合は、第三者の意見が欲しいので家庭教師や塾の存在が重要になってきます。
仕事などで親御さんの協力が難しい場合
家庭での学習が軌道に乗るまではもちろん、軌道に乗ってからも親御さんが定期的に状況を見てあげることが大切です。
完全に放任しても勉強をしてくれるお子さんは個人的感覚でクラスに1~2人程度です。
ですから、お子さんが起きている時間に定期的(できれば週に3回以上)学習の状況を見てあげることが望ましいです。
お仕事の都合で、帰宅が遅くなる場合などは難しいかと思いますので、塾の協力をお願いすると良いでしょう。
まとめ
学校の宿題が少ないと思った時には
- 書店で発売されている参考書を購入する
- インターネット上にある無料の学習プリントを行う
- 更なるレベルアップを目指したい時は学習教室・塾へ通う
という方法があることを紹介しました。あくまでも、標準以上の学習を行いたいのであれば家庭での取り組みが必要になることを念頭に置いて、お子様のレベルアップを目指していきましょう。
早速、この週末に本屋さんに行って紹介された問題集を見てこよっと!
ぼくは忙しいからインターネットで問題を頼んじゃおっと!
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