小学6年生から始める「ゆる中学受験」【偏差値50までのお受験】

中学校は地元の公立高校に進学するのではなく中学受験を検討しているご家庭が増えています。

地元の公立ではなく、中高一貫校に通ってほしい!

以前から通っている習いごとを辞めさせたくないし、小学校4年生から通うのが当たり前なんて知らなかったよ〜!

ガッツリとしたお受験をするのには、うちの子は向いていないかも…。

このようなお悩みをお持ちのお母さまとたくさんお話をしてきました。

今回は、そんなお母さまに知って欲しい「ゆる中学受験」についてのお話です。

大人数を抱える大手塾からは提案されにくい、中小規模の個別指導を行っている塾だからこそできる「ゆる中学受験」の魅力を知っていただければ幸いです。

実際に、中学受験に合格したお子さんにクラスメイトが皆小4からの中学受験に取り組んでいたか聞いてもらうと、6年生から受験対策を行なったというお子さんの話を聞くことがあります。

ただ、どんな志望校、どんなご家庭でも真似できるわけではないので注意点についても書いていきます。

今回は、小学6年生から始める中学受験「ゆる中学受験」を特集します。

今回のテーマは上の亀山卓郎先生が書かれた、「ゆる中学受験」を参考に、私が経営している学習塾「カジきたラボ」での実体験を織り交ぜて書いています。

小学6年生から受験を始めるなんて無理じゃない?

勉強漬けの3年を過ごさなくてもいい中学受験なんてあるのかなぁ?

カジきたドットコムは、カジきたラボに通ってくれているご家族はもちろん、「全国の子育て世代のお母さま」の力になれることを願い発信しているメディアです。

それでは、今回も学んでいきましょう!

目次

ゆる中学受験の基本的な考え方

ゆる中学受験とは、通常の新小4から始めて難関校を目指す受験とは違い、偏差値50までを目安として新小6から取り組む受験です。

うちの子は難関校以外考えられない!

という場合は今回の記事にあてまりませんので、別の記事をご覧ください😀

偏差値「50まで」と書いていますが、スタートラインの成績や、成績の伸びによって上下します。

「ゆる≠らく」

ゆる中学受験には名前から、何となく楽そうなイメージがあります。

しかし、勉強をしなくてもいいというわけではありません。では、どのように小学6年生を過ごせば良いのか解説します。

新6年生の過ごし方

小学6年生から始める中学受験では、集団塾ではかなり辛いことがあります。

それは、集団授業だと1授業で4〜6問程度の解説と、多くの宿題、テストで構成されていることがほとんどで、他の生徒さんは4年生の頃から取り組んでいるからです。

塾にこそ行っていないけど、中学受験向けの学習を進めていて模擬試験でもそこそこの結果を出せているのであれば集団塾でもOKですが、全く自信がないという場合には個別塾がおすすめです。

授業コマ数の目安としては週3以上で塾に通い、受験に必要な教科を1コマ以上取ると安心です。

中学受験対策を行なっていないお子さんが難関校を目指す集団塾に小6から入ることは、授業のレベルが高すぎて付いていけなくなり、成績アップにつながらないこともあります。

ご兄弟で既に同じ学校に進学されていて、兄弟間のサポートが得られる場合は週2回程度で合格することもあります。

受験内容の絞り込み

時間が限られている中学受験ですので、すべての内容を総当たりするのはリスクが伴います。

中学受験は学校ごとに問題の特色があるので、分析すれば勉強をする範囲を減らすことができます。

実際に学校によっては「毎年N進数の問題が出ている」などの傾向があります。

過去問の分析などは学習塾にお願いするとしてくれることが多いです。親御さんが独学で学ぶには大変ですので、お任せしてしまいましょう。

模試の判定は最終回でもアテにならない

ゆる中学受験では、勉強内容の絞り込みや、受験後半での成績の伸びを期待するので模擬試験の判定は厳しいものが出続けます。

模試の判定や偏差値が伸びきらないので、以下のような場合には注意が必要です

  • 模擬試験の成績が合格判定に使われる入試

当日の点数で大逆転を目指す形になるので、模試の判定が悪くてもお子さんを支え続ける忍耐力も必要です。

もちろん良い判定が出ることが一番ですので、良い判定が出ることを目指して日々の学習は取り組みましょう。

ただし、成績の現在地を把握するため、苦手な単元の洗い出しに活用するため、試験の場慣れの為に模擬試験は必ず受けるようにしましょう。

どうしても地元公立に行きたくないなら併願校も固めておく

荒れている、お子さん自身がいきたくないと言っているなど。地元の中学にどうしても行きたくない場合は併願校を受けることも必須です。

ゆる中学受験の場合、第一志望の偏差値が50以下を目安とするので、併願校はそれ以下の偏差値の学校となります。

偏差値が低い=良くない学校 と考えてしまいがちですが、案外進学実績がよかったり、高校からの外部受験では評価の高い学校も潜んでいます。

噂話やネットの掲示板だけで判断するのではなく、実際に見学会に参加する、学校に足を運んでみるということを通して併願校探しも行いましょう。

高校受験で通うことも全然アリと考える【心の余裕】

中学受験をする時に、誤った考えをしている親御さんがいます。

それは、中学受験で落ちてしまったら人生おしまいと考えてしまっている親御さんです。

私の個人的な偏見ですが、みんな有名私立に通わせている人ばかりの親御さんのコミュニティにいると自然とその思考に偏っていきます。

中学受験でギブアップしてしまう原因の半分は親御さんにあります。成績の上がらない状況に耐えることができずに、お子さんに中学受験の断念を提案してしまうのです。

繰り返しますが、合格判定を覆す前提で取り組むのがゆる中学受験です。年末の模試で判定がC判定くらいであっても諦めないようにしましょう。

最後まで精神を保つのは結構大変なことなので、ダメでもともとくらいの心算でいる方が最後まで諦めることなく走り切れている印象があります。(油断してしまうのでダメ元とお子さんには伝えないでくださいね)

狙っている中学校に通っている知り合いがいれば聞いてみよう

上に書いたことはあくまでも一般論であるので、地域や学校によっても差があります。

特に中学校によって土曜日授業の有無や、事前の説明会で入試問題に関する情報が話される、学校主催のプレテストが開催されるなど個性があります。

過去にその学校の入試を受けた生徒さん、中にいる生徒さんじゃないと分からないことも知れますよ😃

まとめ

今回お伝えしたいことは、小学6年生から始める中学受験も、偏差値によらず進学先の中学校に求めることがあなたとお子さまにマッチしていればアリであるということです。

中学受験の偏差値至上主義は学習塾業界に作られた慣習的な要素が多く含まれています。

インターネットの不確かな情報や、ママ友のポジショントーク、学習塾のチラシなどに踊らされることなくお子さんにあった学校を探すことが何より大切です。

そして、6年生の1年間は密度の高い受験生としての時間を過ごすようにしましょう。

お子さんに合った中学校を探す方法も別記事で特集していきますので、ぜひご覧ください。

もう小6になったから中学受験を諦めていたけど、難関高を目指すわけじゃないうちの子ならいけるかもしれないね!

近所にある中高一貫校は、偏差値こそ高くないけどいい学校って聞くし改めて調べてみよっと。

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