【男子校】共学を選ぶ理由【女子校】

志望校探しをしていると、男子校・女子校って結構あることがわかったけど、異性がいない環境っていいのかしら?

お子さんの志望校選びをしていると、共学校のほかに男子校・女子校の存在が気になることも出てきます。

お母さん・お父さんが女子校や男子校の出身であった場合には、どんなメリットがあるのか、またデメリットがあるのかイメージしやすいですが、両親ともに共学出身だとそうはいきません。

実際に、塾での進路相談でも「女子校」「男子校」にするか迷うという相談を受けることは珍しくありません。

今回は、共学校のメリット・デメリットについて特集していきます。

女の子ばっかりの学校だと、高校生活も楽しそう!

共学の学校にも良さがあるんじゃないの?

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それでは、今回学ぶ内容がこちら!

目次

コミュニケーション能力が培われる

共学では、実社会と同じく男性と女性の比率がほぼ同じです。つまり、普通に学校生活を送っているだけで、異性との会話の機会はたくさんあります。

異性との会話能力は社会に出た時に、場合によっては5教科の点数よりも重要視されます。

生徒だけではありません。先生についても、男子校なら男性の先生が、女子校なら女性の先生が多い傾向にあります。

普段接する年上の人は、親を除いては学校の先生以外いないのが中高生ではほとんどです。大学を卒業して、就職をしようとすれば面接を行うのはいうまでもなく年上の大人です。男性か女性かは決まっていないでしょう。

無事、就職しても自分の同僚や上司は全員が年上の大人です。やはりここでも、年上の異性とコミニュケーションを中高生の時から取っておくことは大切なのです。

文理の選択肢が広い

男女別の学校では、昔からの「先入観」があり、進路の選択肢に制約が出てきます。

外国語・国際コース系男子

男子校であれば、語学系が弱いことが多いです。

「男子校だと、英語を活用する仕事につけないの?!」

と。心配する必要はありません。普通科の英語学習でも自学自習でTOEFLやTOEICの学習を行えば、外国語大学への進学も十分可能でしょう。

偏差値の高い男子校と、偏差値が中くらいの国際コースであれば、偏差値の高い男子校の方が英語力が高いこともありえます。

但し、高校生のうちに短期留学をしたい、学校のプログラムの中で外国の人との交流をしたい場合は外国語教育の充実したコースが多く設定されている学校を選ぶと良いでしょう。

理系女子

理系女子にとって、女子校は選ぶと進学がかなりハードになってしまう場合があります。

女子高には理系・医学部進学に必要な数Ⅲや物理といった教科が、どのコースを選択しても入っていないということがあります。すると、自力で各教科の勉強をしなくてはならなくなります。

最近では、理系教育に力を入れている女子校も出てきているので、詳しくは各学校のホームページやパンフレットで調べるようにしまよう。

首都圏や大阪など、大都市近郊には理系のコースがある女子校もあるかもしれないよ!

学校の選択肢が広い

日本国内にある学校の大半は男女共学です。

共学化が進む

世の中にある学校のうち女子校は6.1%、男子校はたった2.2%しかありません。

さらには昨今、男子校や女子校が共学化する例が後をたちません。

公立の学校は男女平等を推進するために、私立の学校は少子化による生徒の減少を理由に共学化しています。ということは、地域によってそもそも共学しか選べない未来がやってくることもあるのです。

共学のデメリット

日本国内にある学校の大半は男女共学です。

共学化が進む

以前は男子校、女子校であった学校が、学校改革を名目に共学化をする例が後を経ちません。1980年台から共学化が進んでいき、2018年ではなんと男子校は2.2%、女子校は6.1%にまで低下しました。

但し、普通科の英語学習でも自学自習でTOEFLやTOEICの学習を行えば、外国語大学への進学も十分可能でしょう。

公立校を探すなら共学

公立校での進学を検討している場合は、初めから共学しか選択できないことがあります。

中学受験を考える場合は、中学1年生が通学できる範囲であることが必要です。

その範囲に公立校での男子校や女子校があるでしょうか。大都市圏ならまだしも、地方都市になると、私立でしか男子校と女子校がないことがほとんどです。

長距離の通学、新幹線通学のようなことをしている人もいますが、体力をかなり使います。金銭的な負担も半端じゃないため、よく検討しましょう。

片道1時間を超えるようなら、男子校・女子校へのこだわりよりも違う点で学校選びをした方がいいよ!

まとめ

共学校か男子校、女子校を選ぶかの基準は

・通える範囲に男子校や女子校があるか

・将来の進路に進めるコースがあるか

・私立校への進学がOKか、公立の男子校・女子校があるか

をまずは考える必要がありました。その上で、それぞれのメリットデメリットを考えることでしたね。興味がある学校が見つかったら、パンフレットを取り寄せたり、オープンスクールに行ってみてくださいね!

共学のメリットを見ると、共学も悪くないと思えてきたなぁ

通える範囲に自分に合った学校があるか、探してみよっと!

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