高校受験や大学受験ではどれくらいの時間勉強すればいいのかしら?
今回は、高校や大学の入学試験へ向けた学習はどれほどの時間すれば良いのか、その求め方をまとめます。
周りの友達と同じくらい勉強したらいいのかな?
集中力がないんだけど、周りの友達は1日4時間するっていうから僕も4時間やればいいんじゃないの?
それでは、今回も学んでいきましょう!今回学ぶ内容はこちら。
取り組むべき時間を知る
まず、高校受験であれ大学受験であれ、最低6時間は勉強することを意識してください。
ただし、これは連続6時間というわけではなく、1日6時間ということです。
この6時間はだれでも集中できる時間です。
簡単にいうと朝昼晩で2時間ずつ勉強をします。
この章でお伝えしたのは最低限やるべき勉強時間でした。
勉強している割合を知る
勉強している割合というのは、抜けがちな観点です。
人によって勉強に取り組んでいるときの姿勢は違います。
あなたは、勉強時間に100%勉強しているでしょうか。
スマホをチラチラ見てSNSを見たり、部屋の片付けをしていると言った明らかな時間の無駄はもちろん、
すこしの間、空を見ているというような気付きにくいものまで様々です。
実際問題100%集中している人はいません。
スマホを触ってなくても、落ちこんだり、考え事をするからです。
では、1日6時間勉強したいと思っている人は、6時間だけ勉強しても良いのでしょうか。
答えは「否」です。
限界を知る
勉強時間は極端に言えば24時間を最大として設定することができます。
24時間が最大であるというのは、みなさんもご存知の通り1日が24時間だからです。
しかしながら、これをご覧のあなたはこう思ったに違いありません。
「1日24時間しかないのに、寝ずにやれっていうのか!」と。
目標の設定は可能ですが、実現は不可能です、1年間通しで寝ずに勉強すると人は死んでしまうでしょう。
では、睡眠時間以外は全て勉強に充てられるのか。8時間の睡眠が絶対必要なのであれば
「24−8=16」となります。では、16時間の勉強ができるのか。
無理です。食事もすればトイレもいく、お風呂も入ります。
食事は30分×3=1時間半
トイレはざっくり1日30分
お風呂は30分。
その他の時間を30分予備で取っておきましょう。
それでは、合計3時間減らさなくてはいけません。
「16-3=13」
ということで、13時間くらいが現実的にできる最大時間となるでしょう。
今後は1日最大13時間の勉強ができると覚えておいてください。
そんなに長く?!
そんなに勉強時間を確保しなくても、成績のいい友達がいるよ!
と反論したくなる人もいるでしょう。
他人を羨んだりしても、一瞬気が紛れるかもしれませんが、現実はなにも変わりません。残念ですが。
ただ、はっきりと言えることは、あなたは現段階でその友だちのように効率的な学習はできていないですし、生まれつき(?)頭がいい訳でもないのです。
誰1人として勉強好きはいない
とりあえず時間を求めたとしても、そんなに長い時間をいきなり出来る人はいないでしょう。
では、傍目で見て成績の良いあの友達はなぜ勉強がそんなにも長い時間取り組めるのでしょうか。
①自分で自分を監禁する
人に監禁されると流石に、勉強だろうが遊びだろうが嫌な気持ちになります。
であれば、自分を逃げることのできない環境に持っていくことが大切です。
自分の部屋に誘惑を起こすようなものを一切置かないのです。
②監視される環境に身を置く
部屋にゲームや漫画を置くことはどうしてもやめられない!と言う人は、自分の部屋以外に勉強をできる場所を用意しましょう。
そして、その勉強をする環境は騒がしい場所では無く、出来るだけ静かで人がいる場所を選ぶことをお勧めしています。
なぜ、人がいる場所をお勧めするかと言うと監視してもらえるからです。
監視と言っても刑務所のように看守がいて常に見られているという状況は作れません。
しかし、塾の自習室や図書館は人に見られているような環境なので、自習には最適です。
外出するのが嫌ならば、リビングやダイニングでもいいでしょう。
次は精神面から勉強をする状況を作り出す方法です。
③落ちた姿を想像する
「何を縁起でもないことを!」と思うかもしれませんが、結構辛い分効果的な方法です。
大学入試だったら浪人することになるので、辛い期間が1年伸びます。
想像するだけでゾッとしますよね。それくらいなら今勉強しようというモチベーションにつながるのです。
受験生は腹をくくれ
12月以降は休みゼロで勉強すべき
12月以降は完全フリーな日を設けないようにしていきましょう。
休憩をするなら勉強の後のみに設定するようにしましょう。
1秒も勉強しない日を設けてしまうと、成績が低下する大きな要因となるほか、学習習慣を失う原因にもなります。
もし嫌なら
推薦など早く受験を終える
受験自体が嫌なのであれば、早めに抜けてしまう方法もあります。
その手段が推薦です。
しかし、推薦で進学しようとするならば1年生の頃から通知表の点を取り続けておく必要があります。
加えて英検やTOEIC、TOEFL、数検のような資格を持っていることも有利に働きます。
日々の定期テストの点数を積み上げ、英語・数学系の資格を取ることが推薦で受かるポイントです。
まとめ
今回は必要な勉強時間というテーマから、長い時間の勉強をするためのポイントまでをお伝えしました。
自分が必要としている勉強時間と、その時間勉強するためにはどうしたらいいかをぜひ考えてみてください。
どうしても長い時間の勉強時間を確保したくない場合は、将来楽をするために推薦に受かるために普段からの成績を取るようにしましょう。
勉強をする場所を見直してみるね!
集中力が低い分、勉強時間でカバーするぞ!
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