【地頭】頭が悪いという言葉は間違いである理由

うちの子の成績が伸びないのは、仕方ないのかなぁ。私も成績はいい方じゃなかったから。

自分の成績が悪いことを、頭が悪いから仕方ないと諦めてはいないでしょうか。

また、お子さんの成績が悪いとき、「私も頭が悪いから仕方ない」と思ったことはないでしょうか。

冒頭で言い切っておきたいのですが、この考え方は大きな間違いです。生物的な遺伝で成績が決まるといったことはないからです。

脳細胞の数や脳神経の伝達速度というのは人間という生物同士であれば大きな差はありません。

昔は脳のシワがたくさんあったら賢い子になるとか言う人もいましたが、まさかそんなことを信じてはいませんよね。

では、頭が悪いという言葉をどう捉えれば良いのか。

そして、どうすれば成績アップへ向けて対処できるのかをチェックしていきましょう。

成績が上がらないのは、私の頭が悪いからなのかな…?

頭のいい人はきっと脳の構造が違うんだ😭

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それでは、今回も学んでいきましょう!今回学ぶ内容はこちら。

目次

あなたはまだ本当の勉強をしていない

まず、あなたが言う「頭が悪い」と言う言葉を正しい言葉に変換していきましょう。

頭が悪いと思っている人は、勉強をしたことがない人がほとんどです。

「いや、テスト前に徹夜でやったことがあるよ!」と言いたい人もいるでしょう。

「本気で勉強をする」っていうのはそういうことではありません。

 

勉強をしたことがないとはどういうことか。

数ヶ月以上に渡って習慣的に数時間の勉強をやっていないのであれば、勉強をしたことがないと言っていいでしょう。

 

学校の授業を集中して聞いていましたか?休みの日に宿題でもない勉強を行いましたか?

おそらくないはずです。

でしたら、あなたの頭の限界なんてまだ未知の領域なのです。

さらに、自分の頭が悪いと答えると思考停止をして、それ以降の進歩はなくなります。これは絶対にやってはいけないことです。

ですから、まずは自分の頭は悪いという考え方は捨てて、「勉強をしたことがない」人間なんだということを自覚してください。

勉強の初めは時間で勝負

とはいっても、クラスで全然勉強していないといっている子がいて、「やっぱり地頭が違うということもあるよね。」と思うこともあるでしょう。

例えば数学オリンピックで一位になるとか、将棋で羽生さんに勝つとかを目指すとかになると地頭の差が出てくるでしょう。

しかし、合格者が毎年100名以上出る志望校に合格することは地頭の差のせいでしょうか?

県内トップ校でもないのであれば尚更です。

ここで成績を上げようとするならば、成績はどのようにして上がるかを知っておく必要があります。

様々なシーンで使える公式です。ぜひ覚えておいてください。

「成績=時間×やり方」

時間は大変わかりやすい指標です。それに対して「やり方」というのはふわっとしていて言いたいことは分けるけど、なんだかよく分からないという人が多いでしょう。

「やり方」は自分の目指す目標に向いているか、自分の成績アップに効果的な学習法か、集中力が保てているかという要素をひっくるめたものです。

あなたは勉強の密度を上げる方法を知っていますか?知っているのであれば成績で悩んでいなはずです。

では、何を引き上げれば手っ取り早く成績を上げられるか。そう時間です。

地頭による差が全く無くはないでしょうが、地頭の差だと思っているのは、時間の差で十分カバーできるレベルです。

まずは勉強時間を伸ばすために、勉強をする机に座る練習から始めましょう。

高校合格には1日何時間勉強したら合格するかというのは大体決まっています。

しかし、4時間勉強すれば受かると聞いて、4時間勉強するのであればあなたの将来は暗いです。

なぜかというと、4時間の勉強時間を人並み以上の密度でできるのかを自分自身に問いかけてみてください。

できないのであればそれ以上の時間をしなくてはいけません。勉強時間のうち80%しか集中して取り組めないのであれば、20%を時間で上乗せするのです。

化ける可能性を秘めている

時間を突っ込んで、勉強をするやり方さえ身につけてしまえば、あなたの成績は化ける可能性を秘めています。

そしてその勉強のやり方はまずは時間を伸ばすことから始まります。

勉強のやり方は量をなすことで次第に身についてきます。東大生や京大生が自分なりの勉強法を持っているのはまさにその証明です。

このことを「量質転化」といいます。量が質へと転じるという意味です。

効率の上げ方や勉強法をしきりに調べる人がいますが、書籍によってさまざまな方法が提案されています。

勉強法は人によって合う、合わないがあるので片っ端から試していくしかないのです。だって、どの勉強法であっても著者は結果を出していますが、読者は結果を出している人と、出していない人がいるのですから。

勉強時間の決め方については、別の記事で特集していますが、受験生であれば1日最低6時間(連続ではありません)を目安に取り組みましょう。

いきなり6時間を目指すのは厳しいと思うかもしれませんが、夏休みの段階で6時間の学習習慣がつかないと、志望校への合格は遠のいていきます。

偏差値が50を超える、つまり全体の半分よりも上に行こうとするならば、平均以上の学習をしなくてはいけません。

つまり、7時間や8時間の勉強をしておく必要があるのです。

ここまでやればあなたの成績は今までとは全く違うものになるでしょう。

 

実際に通知表でオール3程度の成績の人が、4.8くらいまで上がったと言う例や、定期テストが平均65点くらいの人が全教科で80点を超えると言った例もあります。これは聞いた話では無く、実際の生徒さんの例です。

この子達は決して特別な子ではありません。むしろ、勉強が苦手だった子達です。あなたのお子さん、あなた自身もきっと同じように伸びる、いや化ける可能性を秘めています。ぜひ、このタイミングから変わり始めてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回の記事では、頭が悪い人は存在していないということを特集しました。

今、「頭が悪い」と思っている人は正しくは「勉強をしたことがない」だけ。

受験生や成績を本気で上げたいと思っているひとの勉強時間は1日6時間以上を目安として、それを1年以上やり切ったときに次の打手を見つけていきましょう。そこまで実施していれば成績も必ず上がっています。

わたしにもまだ成績アップの可能性があったんだ!

時間を伸ばして勉強するのは大変だけど、合格目指して頑張ってやってみる!

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