うちの子、もうすぐ学校が始まるんだけど、宿題がなんにも終わっていないみたい…。
冬休みの後半になると、まだ宿題が終わっていないというお悩みの声がたくさん聞こえてきます。
明日、明後日から学校が始まるのに宿題が終わっていない!そんな場合に1日で終わらせる方法をご紹介します。
学校が明後日から始まるけど、宿題が全然できていない…。
なんとかして終わらせたいけどどうしたら良いか教えてほしいなぁ…。
課題は大きく2つに分ける
主要5教科の課題
主要5教科とは「算数(数学)、国語、理科、社会、英語」のこと。
これらの課題はただ早くやるだけではいけません。
基本的には、答えの丸写しはNGです。自力で解ける問題はとにかく頑張って解いてください。
計画的に勉強ができる場合と今回のように切羽詰まっている場合もここまでは同じです。
じゃあ、どこを変えていくのか。
それは、少し考えてわからなかった問題に対する取り組み方です。
普通でしたらわからない問題でも最低3分程度は考えて、課題を見て、自力で解けるようにする。という段取りを取るのですが、
宿題が全然できない場合は30秒ほど考えてもわからない場合は諦めてしまいましょう。
ただし、後で間違いを見分けられるように!
間違えた問題は見分けられるように、小さな丸を問題番号のところにつけて置くなど、振り返られるようにしておくのです。間違いばかりだと、先生に成績を下げられてしまうと言う場合は、正解を写したとしても、後で必ず振り返ってください。
学年末テストや模擬試験、入試で同じような問題は必ず出ます。ツケが回ってくるのは結局自分なのです。
それ以外の課題
書初めや作文、工作といった課題は時間がかかると思われがちです。
しかしながら、これらをいかに早く終わらせるかが重要です。
例えば、書初め。これは丁寧に書くと言っても、なにかの賞への入選を狙うわけではないのですから、丁寧に1枚書いてさっと終えるようにしましょう。
習字道具の掃除も適当で大丈夫です。なんなら、宿題の山が片付くまで、筆だけ軽く洗って放置で構いません。
お母さまもちょっとの間、洗っていない習字用具が出ていても我慢してあげてください。もちろん、提出が済んだら直ちに片付けるように言ってもらって構いません。
親チェックも忘れずに
お子さんが宿題を一度でも完璧にできていなかった場合は、お休みの最終日にお母さんがチェックするとようにしましょう。
お母さんの思いとは裏腹に、お子さん自身が宿題自体に意識を重く置いていないのです。
実はやっていない単元があったり、やり忘れている教科があるという状況を何回も見てきました。
一問一問が間違っているかという、細かなチェックは必要ありません。
そこまでやってしまうと、お子さんから嫌がられてしまうリスクが生まれてしまいます…。
宿題を出さないのは絶対ダメ
宿題が絶対に間に合わないからと言って、提出しないと大変なことになります。
どんな大変なことになるのか。
それは、テストでどんなに頑張っても成績が上がらないということ。
テストの点数はとても大切ですが、それ以上に大切なのが通知票の評定です。内申とも呼ばれます。
そもそも通知票がなぜ大切なのかというと、『入試のときに用いられるから』です。
つまり、『提出物が疎かだと通知票の成績が良くならない』という問題が、『学校の成績が疎かだと入試の成績が良くならない』という問題に繋がっていくのです。
例えば、高校入試を例に挙げましょう。
都道府県・市町村によっては、1年生の成績から入試に用いられます。
例えばカジきたラボのある京都市では、各学年の学年末の通知票が公立高校中期
日程(1番合格する人が多い日程です)では50%近くを成績のうちに占めるのです。
つまり、当日どんなに頑張っていても逆転できないと言うことが起こります。ちなみに私立の入試でも内申点は提出します。どのように用いられるかは学校によって異なりますが、取っておくことに越した事はありません。
中学受験でも調査書を提出する場合には、小学校の通知票を記す欄があることがほとんどです。小学生であっても、普段の成績は蔑ろにして良いことはありません。
テストの点数が良いにも関わらず、通知票の成績が良くないときには提出物の観点を要チェックです。
夏休みは同じことをしないようにする
今回の冬休みは残念ながら、最後に必死でやることになってしまったという方も、次宿題が出る大型のおやすみ「夏休み」では同じことを繰り返さないようにしましょう。
宿題の鉄則は、前半で全て終わらせること。後半はテスト対策や受験勉強、苦手克服のための復習などに充てられるようにあけておくのです。
今日・明日は宿題のための日にして、ちゃんと遅れた分を取り返すわ!
夏休みこそは、計画的に宿題を終わらせるぞ!
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