新しい年になって、うちの子もやる気満々で今年の目標を言っていたわ!
新しい年の始まりには、今年は何をしようと色々なことを計画する人も多いはずです。
しかし、去年のことを振り返ると何を目標にしたのかも覚えていない…。なんてことも多くありますよね。
実現につながりやすい目標の立て方と、その実現可能性を上げるための方法をご存知でしょうか。
今年はどんな目標をたてようかなぁ。
僕はとっても大きな夢があるんだけど、これを目標にしても良いのかな?
新年の抱負を立てる前に
新年の抱負を立てる前に、実現を望むのであればポイントを押さえておく必要があります。
そのポイントとは、
- 目標の大きさといつまでに達成するかを適切に設定すること
- 逃げ道を用意しておくこと
- 目標を忘れないようにすること
この3つです。
目標の大きさと距離
まずは目標の大きさ
次に、目標をいつまでに達成するかと言う距離です。
一年の抱負とは言っても、年末までに達成するというのはあまりにも先過ぎます。小中学生はもちろん、大人であっても12ヶ月も先を見据えて行動することは難しいです。
おすすめは毎日、もしくは毎週チェックできる距離で目標を設定しましょう。
英単語帳であれば、1500語を暗記するという大目標のほかにも、1週間で30単語暗記するということを短期目標として定めます。
どうでしょうか。
1年で1500単語覚えるとすると、実現が難しい、もしくは先延ばしを考えてしまいますが、1週間で30単語であれば実現できそうではありませんか?
これでも難しければ1日4単語にして、確認テストを毎週28単語で行うという2段がまえにすればよいでしょう。
逃げ道を事前に用意すれば逃げにならない。
目標を設定したものの、ありがちなのがキツくなってできなくなること。
例えば毎日4個の単語を覚えるという目標を立てたとしましょう。
初日は張り切ってやってみたとしても、ある日に突然の予定で1日忘れ物をしてしまったらそこで目標は達成できなかったことになります。
やる気無くなりませんか?
しかし、事前にできなかった場合の逃げ道を用意しておけば、復活のチャンスがあるのでやる気がなくなることはありません。
ですので、「1日できなかったら次の日に8個覚えればOK!」という逃げ道なんかはいいですね。「無理な日はやらなくてOK!忘れた日の分の課題は免除!」ではなくて、挽回できるというものにしておいてください。
軌道修正はあり。止めない限り。
英単語の目標を立てていたものの、英単語は今年必要ではなく、それよりも数学の成績が急激に低下していてそれをなんとかしなくてはいけない!
という場合には「英単語毎日4単語を数学のドリル毎日1ページ」というふうに変更をかけてもOKです。ただしこれも、前回よりもやる意味がなくなるような変更はやめましょう。
さらには、もうやめた!という決断をしたくなることもあるでしょう。
できればそれはやめてください。変更をしてでも何かを成し遂げると、一年の振り返りにこれをやった、やり遂げたという成功体験を得ることができます。
それに対してやめてしまうと、自分はものごとを継続できない人ということを認めてしまうことになるので、「あくまで軌道修正」をするようにしましょう。
やめるよりダメなこと
先ほど、目標への取り組みをやめてしまうのではなく、軌道修正しましょう!と書きました。
しかし、目標達成ができない人の多くは途中でやめてしまったわけではありません。
目標達成ができていない人のほとんどは1年の初めに立てた目標自体を忘れてしまっているのです。これは一番よくありません。
目標を常に意識する方法
目標を忘れずに1年過ごすためにはどうすればいいでしょうか。
紙に書いて書く?スマホの待受画面にする?
それもいいでしょう。一番効果的なのは、それをやった上で家族や友達など1人でも多くの人に公言することです。
人は自分に対する約束は破りやすく、人に対する約束は破りにくいという特徴があります。ですので、自分に対する約束を、家族や友人との約束に変えてしまうのです。家族に言っておくと、会うたびに意識するので忘れを防ぐことができます。
さらにはSNSでも発信するのもいいでしょう。Twitterなどでトップに固定しておくと効果は抜群です。
まとめ
新年の目標は『手を伸ばして届くことのできそうなこと』を、『毎日出来そうなことの積み上げで達成できる』内容にする。
そして継続が困難な場合、内容を変えないといけない場合は目標達成をあきらめるのではなく、軌道修正をする。
そして、目標を忘れると言う最悪の事態を防ぐために1人でも多くの人に公言する。これで、目標達成は一気に近づくでしょう。
ぜひ今年は目標を達成できる1年にできるようにしていきましょうね!
わたしは漢字を1週間で20個ずつ覚えて、金曜日に確かめテストで100点をとるまでやる!
僕は、家での勉強を毎日ノート見開き1ページやるぞ!