答え合わせをするのは一気orこまめ?成績のあがる答え合わせの極意

あなたは答え合わせは一気派ですか?それともこまめ派ですか?

この動画ではどちらの方が成績アップに効果的かと言うお話と、具体的にどうすればいいかという今すぐできるアクションの内容までお話しいたします。

京都の学習塾で様々な生徒さんを見てきた経験と様々な学習法の書籍を読んだ知識から今回のテーマについてお話しいたします。

今までやっていたやり方を否定されるので不快な思いをするかも知れません。しかしながら、効率の悪い勉強を続けるよりは100倍良いでしょう。

成績なんか上がらなくて良い!と言う人は楽しい動画に今すぐ切り替えて下さい。

結論から言うとこまめにやることが成績アップに効果的です。

目次

こまめにやるメリット3選

どうしてこまめにやったほうがいいのかというメリットを3つ紹介します。

その1 間違いの原因を深掘りできる

一気にやると間違った時の記憶がない!

テキスト一冊やり切った後に全部の間違いを記憶していますか?

絶対無理です。間違えた中身のことなんてとうの昔に忘れているでしょう。

間違えた中身を忘れた後の答え合わせに価値はありません。

間違いを正解にする。これこそが、勉強です。

その2 勘違いを起こしにくい

一気に答え合わせをやってしまうと、勘違いをしたまま多くの問題を解いてしまうことが起こり得ます。

例えば苦手な単元で公式を間違えて覚えていたとしましょう。

問題集6ページ、その中にそれぞれ小問が6つ、合計36個の問題があったとします。

Q.1ページ目で既に勘違いをしてしまっていたら、どうなるでしょうか?

A1. こまめに答え合わせをする場合は1ページ目で間違いに気付き、その後のページでは同じ間違いは起こさないでしょう。

それに対してまとめてやった場合はどうか。

A2. 36問走り切るまで、もしくはつまずいてどうしようもなくなるまで間違いを書き続けることになります。

このような場合は、ほとんど全てが間違いになるのでモチベーションがなくなるほか、まちがいが多すぎてそれぞれの間違いの内容が深掘りできないということが起こります。

 

間違いはいいことですし、勘違いは仕方ありませんが、同じ間違いを量産することには価値はありません。

その3 適切な達成感を得られる

こまめにやったら達成感が得られるんだ〜!と思った人、ちょっとややこしい書き方ですいません。

実は達成感が大きいのは一気に答え合わせをする方なのです。

しかしながら、その達成感は虚構のものです。

出来ていないのに達成感だけ得られるので、要注意です。

今回は勉強したぞ!これでいけるはず!と挑んだテストで点数が取れなかったときはこんなやり方をしているおそれがあります。

正しい達成感は、自分が抱え切れるほどの間違いをマルに変えていく、その繰り返しによって得られるものです。

こまめに答え合わせをするなんて面倒だ!

今までやってきたやり方を今更変えられない!という人もいるでしょう。

しかしながらよく考えて下さい!

少しばかりの面倒をケチって大半を無駄にするような過ごし方で勉強することは賢明だと思いますか?

間違ったやり方を続けることは、例えると値段がどんどん下がっていく株を持っているようなもの、穴の空いている貯金箱にお金を入れ続けるようなものです。

もともと勉強には多くの時間を使っているわけですから、答え合わせの手間を少しばかりケチっても、そんなに大きく変わりません。だったら効果的なやり方でやりませんか?

答え合わせの間隔は?

じゃあ、こまめにやったほうがいいとはいうもののどれくらいの間隔でやるべきなのか。

あなたも今からできることですから、参考にしてください。

最大で1見開き、難しいなぁと感じる問題では大問ごとに答え合わせをするようにしましょう。

たかが答え合わせ、されど、答え合わせ。

勉強というのは案外細かなポイントで良し悪しが決まります。

テスト勉強や入試の勉強、もちろん普段の学習全てに答え合わせはついて回ります。

その全てで学習効率があがる答え合わせのやりかたを是非実践して下さい!

YouTubeでもお話ししています!

https://youtu.be/eamUP8fSgFU

YouTubeでもこのお話をより詳しくお話ししていますので、是非ご覧ください!

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