小学生の宿題の忘れものを無くす方法

今回、どうしてこの話を書こうかと思ったかというと、こんなお母さんからの相談が相次いでいるからです。

うちの子は、いつも忘れ物をしていて、連絡帳や面談で忘れ物を良くしていると先生から言われています。このままだと通知表の忘れものに関する箇所が「がんばろう」が付きそうなのでなんとかならないでしょうか。

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この記事の内容を参考にして頂くと、学校や塾の宿題はもちろん、忘れ物が減ります。

あなたもお子さまの忘れ物で困ったことは一度や二度ではないはずです。

忘れ物が減ることでいいことも合わせて起こります。

それは、勉強量が増えて、テストの点数が上がるということです。

さらに提出物も出すようになるので相乗効果で成績全体が上がります。

そのための明日からできる3つの方法を紹介します。

小学生と中学生を専門にした学習塾をやっています。その現場で試して効果のあったもののみを紹介しています!

忘れものは受験の有無に関係なく大敵!

中学受験をするお子さんはもちろん、「受験は考えていないよ!」というお子さんにも忘れ物は大敵です。

上に書いたのお母さんのご相談にもあったように忘れ物が原因で成績を下げられます。また、公立の中高一貫校では、調査書といって通知表の成績を提出をしなければならないこともあります。

さらに学校の宿題が忘れているお子さんは塾の宿題も忘れていることが多いです。

中学受験を目指す塾は宿題もやることにより成績が上がるよう、授業のプログラムが構成されています。

ですから、宿題をやらないと塾が言っているような成績アップも難しくなります。

と、いうことは、中学受験を考えているお子さん「は」ではなく、中学受験を考えているお子さん「こそ」忘れ物は無くさないとまずいです。

では、忘れ物を無くす明日からできる具体的な3つのことをチェックしていきましょう。

宿題忘れを無くすためにやるべき3つのこと

方法1:宿題は帰ってすぐにやる

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やりたいことをやり始めて宿題に切り替えるのは大変。

なら、遊びモードに入る前に宿題は終えてしまいましょう。

学校によっては毎日絶対音読がある、宿題があるようになっています。

少なくとも連絡帳か、宿題を書いたプリントはどこの学校でも書かせるようになっているのでお子さんに尋ねてあげてください。

方法2:付せんを使う

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ふせんを連絡帳の表紙や、カバンを開けたところなど、目立つ場所に貼っておきましょう。

ノートの中など絶対見ないところやに貼っても意味がありません。

お母さんがメモとして書いたものも簡単に渡すことができるのがふせんのいい所です。

学校の先生によっては、忘れものを防ぐために付せんを活用しています。

難点は付箋が剥がれてなくなってしまうことです。

方法3:手の甲に書く

簡単に消えないように油性マジックで書いてしまうこと。これは単純でありながら、かなり強力な手法です。

必要であれば、手を石鹸で洗えば消える。

この方法をやっていれば忘れることはありません。何をする時にでも目に入るからです。わたしが教室で見ている子でも、この方法をやっている子は忘れ物がほぼ起こりません。

 

お母さんにも目立つ場所になるので、お母さんが確認することも容易です(^ ^)

※手荒れをする場合はやめておいて下さい。

今までも何回もやってきたよ?!

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今までどんだけ私が言っても無理だったのに、こんなのでできるようになるの?

当然の疑問です。

上の3つでできるようになる理由は、自分からやろうとするきっかけを得ることができるからです。これら3つはどれもお子さま自身が手軽に始めることができるのです。

人は他の人に強制されることを嫌います。

お母さまも自分からやる家事は何事なくやっておられると思いますが、ご主人から『これをやれ!』と言われると嫌ですよね。

結局魔法はありません。

意味紹介したものはお子さんに丸投げしてもいけません。

お母さんがお子さんに思い出すような声かけを行ってもらう必要もあります。

お母さまの持つべきスタンスは指導者ではなくあくまでもサポーターでお願いします。

上の3つをやってみても、お子さまからの動きが見られない場合も、「〇〇しなさい!」という言い方ではなく、手の甲に書いてあるのなに?というふうに気付かせてあげらようなイメージです。

一筋縄ではいかないと思いますが、私も応援していますので頑張ってくださいね!

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