実はしんどくなる原因は「気持ち」だけではなく休み中の過ごし方にありました。
学習塾を経営して、直接現場でたくさんのお子さんの学習はもちろん生活の悩みも解決してきました。その中でも相談されることの多い連休明けの憂鬱・しんどい・辛いを解決するために明日からできることを紹介していきます。
いつも連休明けの学校が辛いと思っている人、
すでに連休明けの学校に怯えている人、
お子さんが学校に行きたくないというお母さん
に知って欲しいことを今回は紹介します。
同じ出来事があっても、知識があることで気持ちが楽になるということは珍しくありません。
ですので、正しい知識を身につけて連休明けに強い体質を養いましょう!
連休は年間に10回近くある
日本には祝日がかなりたくさんあり、3連休以上の連休は1年間になんと10回近くもあります。
ここで紹介することを知っておいていただくと、その度に感じていたしんどいという気持ちが軽減されるでしょう。
連休が辛くなる3つのパターン
連休が辛くなってしまう人にはいくつかのパターンがあると気づきました。
それは、本を読んだり、実際に生徒さんと話をしたり、保護者様のお悩みを聞いているうちに気づいたものです。
そのパターンを3つ紹介します。
具体例1:生活リズムを崩した
12時を超えるくらいまでスマホやゲームをして、昼頃まで寝ている人がいます。
これは、「社会的時差ぼけ」という問題を起こす典型的なパターンです。
社会的時差ぼけについては、後の項で詳しく書きますが、集中力が壊滅的になってしまうものです。
具体例2:休み中ダラダラしていた
ダラダラしていた人とは、言い換えるとやることが何もないという人です。めちゃくちゃ雑な言い方をすれば「暇人」です。
休み中にだらだらしていると、脳が活発に動かなくなります。
学校のある日は嫌でも脳を動かさなくてはなりません。
自然というものは楽な方を選ぶようになっています。
水が流れる道筋はもっともエネルギーが少なくなるところですし、光が屈折するのはもっともエネルギーが少なく進むことのできる道筋だからです。
学校で勉強するということは、言い換えると自然の摂理に逆らうという行為なのです。
人間だけが持っている自制心などがあるからこそ、実現可能なのです。
ということは、楽な状態を経験しないようにすれば良いのです。休み中も空き時間を作ることのないように用事を入れてみましょう。
これはもちろん、体力や頭を使うことだけでなく、自分の大好きなことでもOKです。
具体例3:休み明けの楽しみが何もない
生活リズムも正しい状態で、休み中も好きなことをたくさんしていた!
という人でも、連休明けが辛いということはあります。
その残された最後の1つは平日に楽しめることがないというパターンです。
平日は辛いことのみで埋め尽くされていて、一切楽しみがないと平日5日が我慢大会のようになってしまいます。
長時間を要する趣味をすることは厳しいので、1時間程度で息抜きのできる楽しみを設けておくと気分のリフレッシュにもなり良いでしょう。
連休ダラける VS 連休も気を抜かない
とは言っても、休みはダラダラしたいという声が聞こえてきますね。
そんな人に質問なのですが、休みにダラダラ過ごしたり、昼まで寝るのと、平日と同じように過ごすのはどちらが楽かを考えてみましょう。
社会的時差ぼけという名前までつけられています。
「時差ぼけ」というのは、外国など時差のある場所へ移動した時に起こる現象です。
昼間なのに眠い、もしくは夜なのに眠くならないという現象です。
経験したことのある人ならご存知かと思いますが、時差ぼけの状態だと楽しい旅行も楽しめないくらいに眠くて辛い状態になります。
それが、学校の授業で起こるわけです。当然授業内容は頭に入りません。
どうしても起きれないという人は慢性的な睡眠不足が起こっているので最低7時間、できれば8時間の睡眠時間を確保するようにしていきましょう。
連休明けが辛くない人って?
世の中には連休明けをしんどいと考えない人もいます。
その特徴は大きく2つ。
①平日が楽しくて仕方ない人
②平日と連休の境目なくいろいろなことをしている人。
前者は学校に好きな人がいるとか、部活が大好きとか、友達に会いたくて仕方ないとか、周りによる影響が大きいです。
しかし、後者はあなたにもできます。
ランニングとか、読書をするとかのように自分のプラスになるものがいいですね。
基本的にはなんでもいいのですが、1つだけ条件があります。
インスタやツイッターはだらだら見ないようにすることがポイントです。
好きなことと、あなたの財産になることのかけ算ができるものをやりましょう。
こうやって徐々に変わるとGood!
今回紹介していることをしたことで、休み明けが嫌だなぁと感じることが「いきなりゼロ」にはなりませんが、明らかに度合いは軽くなっていきます。
私も2020年9月のシルバーウィークで実践して考え方がまるっと変わりました。
明日はこれやろう、そんな思いを平日と休日の境目なく保ち続けることこそが、連休明けも楽しく過ごす最高のスパイスです。
YouTube動画でも解説しています!
忙しくて記事を読んでいる暇がない!
隙間時間を有効活用したい!という人は是非YouTubeでご覧ください(*^▽^*)