カジきたです。今回は、中学生が取り組むべき、家庭学習の時間の目安がテーマのお話です。
お子さんが「家であまり勉強をしていないな、中学生なら一体どれくらいの時間勉強する必要があるのだろう?」と考えているお母さまに、お子さんが中学生として取り組むべき学習時間を知っていただき、実際に学習してもらえるようになって欲しいので、中学生がすべき家庭学習の時間についてお話して、その後に勉強時間を確保するためにできる3つのことを紹介します。
いきなり、結論からいきます。
1教科1時間で毎日2教科するのです。
ベネッセが2015年に発表した調査では、中学生の1日の平均勉強時間は、90分とのこと。
勉強時間ごと割合は、1時間半は約20%、1時間未満が約40%、2時間以上が約40%となっています。
ちなみに2時間というのは受験生でない1年生や2年生の話です。
中学生以上の学習内容ですと、1教科1時間を割ると演習量が少なくなりすぎて、習ったことを網羅できなくなってきます。
もしもいま、「成績をさらに上げたい!受験を控えている!」という場合にはそれ以上の学習時間が不可欠です。
受験生であればズバリ4時間程度やってください。3年生の夏休みになっても1日4時間程度の学習ができていない場合、よほど余裕の志望校でない限りは、いち早く学習習慣を見直した方が良いでしょう。
「いやいや、2時間でも毎日勉強するのは難しい!」と思われたかもしれません。
そんなあなたのために、明日からできる勉強時間を確保する方法を2つと、裏技的な方法を1つ、合わせて3つ紹介します。
勉強時間を固定する
勉強時間を確保する方法その1
勉強時間を確保する。
あなたは、勉強をするときにまさか、思いつきでやっていませんよね?
実は私はテスト期間以外は気が向いたら勉強しようって取り組んでいました。
そうやっていると、基本的に勉強をしなくなるんですよね。
気がついたら夕食の時間になってゴロゴロテレビを見て、寝る時間になるんです。
しかし、私は宿題に限っては常にやる時間を固定していました。
何がなんでも家に帰って即すると。
すると、そちらは苦痛も特になくできてしまうのです。
実はずっとそうだったんですが、勉強時間を固定すれば、勉強が苦痛になりにくいというのに気付いたのは大学受験の時だったんです。
だから、この記事をみている方、そのお子さんにはできるだけ早い段階で気付いて取り組んでほしいのです。
勉強時間を分散する
勉強時間を確保する方法の2つ目は勉強時間を分散することです。
子どもたちにとってまとまった勉強時間は恐怖です。高校生にもなれば出来る人は増えてきますが、小学生や中学生には…。あなたにも経験ありますよね。
ただ2時間とか、机で過ごすなんてエネルギーの有り余っている人間には困難極まりないことなのです。
そんな小学生や中学生でも、1時間までの時間ならなんとか我慢できることがあります。
もちろん、いきなり1時間勉強することが難しい場合は15分とかで構いません。
塾に頼る
勉強時間を確保する方法の3つ目は塾に頼ることです。
塾に行けば、単純に塾に行っている時間の分、学習時間を上乗せすることができます。
さらに、勉強をしている人たちの中で過ごすことになるので勉強に対する考え方も変わります。
特に女の子は集団を作って周りの人たちに合わせる傾向があるので、効果は抜群です。
強制的に長時間の学習をすることができるので、一度できるようになれば家庭でも長時間学習ができやすくなります。
結局のところ、勉強をできるようにならないと成績は上がりません。
もしも、入試までもう時間がない!ということであれば、塾の利用も検討してください。
それでは、2つのお知らせのあとにまとめを行います。
1つ目は、私カジきたがやっているウェブマガジン、カジきたドットコムです。
2つ目はTwitterです。カジきた先生で検索するか、この下の概要欄からお願いします。
今日のまとめ
中高生が取り組むべき、家庭学習の時間は1日2時間でした。
そして、この1日2時間の家庭学習を達成するために、明日から取り組めることがこの3つです。
1つ目は
勉強時間を固定すること
2つ目は
勉強時間を分散すること
3つ目は
塾に頼ること
勉強時間がバラバラの人はとりあえず、ご飯の前や、帰ってすぐなど、なにか今やっていることとセットにして習慣を作ってみてください。
勉強時間が伸ばせないという人は、小刻みにして取り組んでみましょう。
そして、すでに塾に通っている人は、自習として塾の教室を使えるかどうか聞いていてください。
親身に相談に乗ってくれる塾なら、塾の先生からも自習をするように声かけをしてくれるでしょう。